英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

連想ゲーム2

思い込みって怖いですねー。

冷凍庫から手に取ったのが牛コマだと思って夕飯のメニューはビーフシチューに決定したんですけど、解凍したらまさかの豚コマでした。

なのでポークシチューにせざるを得なかったわけで、でも結構美味しくいただけました。ほら、すき焼きを豚肉でやるような感覚?

まあ、それはどうでもいいとして。

午前中は大人しく洗濯したり子供と遊んだりしてたんですが、子供もさすがにずっと家の中ってのは飽きちゃうので、家の近所を散策してみました。

いつもより交通量が減ってて、歩いている人もまばらで、なんとなくクリスマスのような雰囲気。日本で言うならお正月って感じでした。

以前勤めていた企業は本社から研修生が来ることがあったんですが、英語が全くできないだけでなく、海外に出るのも初めてという人を平気でクリスマス前に送り込んで来てたんですよね。

社内的には仕事をバリバリやる気があっても、友達もいない、英語もできない、イギリスのこともよくわかってない若者を、ただでさえ孤独になりがちなイギリスのクリスマスに一人ぼっちで過ごさせるなんてホームシックまっしぐらな待遇ですが、一応上司にあたる駐在員の方が旅行とかおうちでのご飯に誘ってくれてことなきを得ていたのを思い出しました。

海外での日本人社会は大変だとか息苦しい、みたいな情報がネットにはびこってますが、やっぱり救済措置として同じ文化を共有している人たちが必要だから集まるわけで、一概に「日本人が海外で集まるのは悪」とは言い切れないです。

まあ、助けてもらっていることを「あたりまえ」なんて態度を取っていたらいつか見放されてしまうという基本的なことを忘れる人もいないこともないですが。

実際、イギリス人同士ですら添付写真のようにご近所に手助けをオファーしてますし。独居老人と単身赴任者を同列に扱うのはどうかと思われるかもしれませんが…コミュニティーの結束って大事なんですね。

なんとなく連想ゲームで思い出されたエピソードです。

↓英語で連想ゲームをしてお勉強↓

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まだ寒いけど夏(時間)が来る。

子供の習い事が今回の騒動で全滅してしまい、天気もいいのでちょっと離れた場所にある自然公園に散策に行きました。

カフェは閉まっているのでお手洗いにだけは気をつけつつ、敷地は開放されているということで行ってみたら、同じようなことを考えている家族連れがわんさか押し寄せていて、駐車場から車が溢れている状態でした。

お昼ちょっと過ぎに到着したので、お昼ご飯に家に戻る人たちと入れ替わりで駐車スペースを確保できたので、小一時間ほど散策してみましたが、夏休みのビーチ状態でむしろ大賑わいな公園というのも変な感じでしたね。

帰り道、子供たちがおやつを要求してきたのですがカフェが閉まっていたので、最寄りのスーパーに寄ってお菓子とジュースを買いました。

普段なら土曜日ですからWeekly shopping(週末のまとめ買い)をする家族連れがたくさんいるはずなんですが、品薄状態だというのはもう知れ渡っているというのもあり、店内はかなり空いていました。

目当てのお菓子とジュースは普通に在庫があったので問題はないんですが、先週はオットがずっと家で仕事をしていたし、これから子供たちもずっと家にいることになるし、スーパーではお店の客入りもまばらだし、曜日感覚がなんとなくずれてきてしまっているように感じました。

スーパーの客入りで何曜日なのかを体感する自分が間違ってるんですけどね。

テレビもすっかりオンデマンドで見ちゃってるし、学校も習い事もしばらくお休みとなったら、これから曜日感覚はずれていく一方でしょうから、気をつけてカレンダーを確認するようにします。はい。

とりあえず次の大きなイベントは、来週日曜日に夏時間になるので日本との時差が8時間になる、ということですね。

スマホやパソコンはかしこいので勝手に時間を修正してくれるけど、電子レンジとアナログ時計と車の時計は直さないとずれっぱなしなので、毎年どれかを直すのを忘れて焦るんですよね〜。

あ。このブログ、こっちの昼12時(日本の夜9時)更新なんですが、どっちを基準に更新するか1週間悩んでみます。

↓寒いのはもう十分体験したので↓

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関係ないシリーズ。去年の夏、箱根で飲んだ梅ソーダ。美味でした。

こんな時だからこそバナナでも食べるか。

金曜を持ちまして、学校はしばらくお休みとなりました。確実に4週間は休みだろうなぁ…

帰ってきた子供に授業の様子はどうだったかと聞いたら、いつも通りだったという回答でしたが、帰りの時間に担任の先生が涙ぐんでて、トイレに駆け込んで鼻をかんでから出てきたからみんなでびっくりした、と言っていました。

クラスの子たちで「『先生』が泣いてるところなんて今まで見たことないね」と言い合ってたそうで、そこまで子供たちのことを思ってくれてる先生なんだね、と子供には伝えておきましたが、先生だって生活に不安があるだろうし…まあ、大人の事情はまだ伝える必要はないのでそこは黙っておきましたが。

私が小学校4年生の時の担任はとにかくことあるごとに「男泣き」する人でしたけど、なんせ昭和の熱血体育会系教師だし、クラスメイトは子供ながらにみんな冷めた目で彼のこと見てたな、なんてどうでもいい思い出が蘇りました。

そんなことはともかく、例の如く下の子のバナナがなくなってしまったので昼間に街に買いに出たのですが、通りかかったスターバックスに張り紙があって「お持ち帰りのみの営業となっております」とあり、テーブルと座席がテラス席だけでなく店内でも撤去されていたのと、いつもなら昼から営業しているパブが閉まってて、やっぱり張り紙があって「しばらくお休みいたします」とありました。

自主的にそういった措置をとっているんだろうと思ったら、夕方のニュース速報で「レストラン、パブ、カフェ、ジムなどなどの閉鎖」という情報が入り、ますます息苦しい生活が待ち受けている現実を突きつけられちゃいました。

とはいえ、イギリスだけじゃなくて世界中あっちこっちで同じような状態になってるわけで、私にできることといえば、手元にある食糧を無駄にせずに使い切りつつ、学校が再開するまで子供のお勉強の面倒を見ることですかね。

後者にはかなり自信がないですが、宿題パックもオンラインのお勉強アカウントも学校が用意してくれてるので、最大限に活用させていただきます。

余談ですが他の食材は品薄でしたがバナナは山のように在庫がありました。

↓本日のテーマソング↓

本日の脳内エンドレス再生曲

Nai Nai Nai!食糧がない♪

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野菜がここまですっからかんなのは見たことNai

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冷凍食品も左上にあるのは刻んだニンニクやパセリで他には何にもNai

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パンもきれいにNai

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そしてちょっと予想してたけどビールもみごとにNai

はい、みなさんご一緒に!

ジタバタするなよ!世紀末が来るぜ!欲しけりゃ今すぐすがりつけ!

店員さんも品出しすらできなくて空っぽの棚をおしゃべりしながら水拭きしてましたもん。

これだけ大量買いする人たちのおうちには、どんだけ大きな冷凍庫があるのか気になります。

↓パンがないならスシ食いねぇ!ってことでお後がよろしいようで↓

偉そうに哲学してみる

さて。学校が無期限閉鎖ということで、朝のニュースもその話題で持ちきりでした。まあ、共働き世帯が多いのでそうなりますよねー。

朝のお見送りの時間にちょっと探りを入れようかと思ったんですが、思いの外皆さん井戸端会議をせずに速やかに学校を離れていかれたので、なんの情報収集もできませんでした。ちえっ。

とりあえず今日と明日は学校がありますが、その間にオットの書斎スペースを作らないと、オットの会社もとりあえず2週間自宅勤務ということになってますが、おそらくは延長の方向に進むだろうと思われますので。

昨日のお見送りの時、仲良しAちゃんのお父さんとちょっとだけお話をしたんですよ。「この先多分学校閉鎖になるよねー」みたいに話してたらいきなりこの有様で、ちょっとびっくりしてるんですが、Aちゃんのお父さんもすでに自宅勤務に入ってらっしゃって、緊急で子守が必要だったら言ってね、というオファーは笑顔でかわされてしまいましたが、A父の会社の入っているオフィスビルで、別のフロアの会社がお引っ越ししていたので声をかけたら、事務所を畳んで社員全員永年自宅勤務という措置になったと言ってたそうです。

事務所の維持費だけでバカにならないでしょうし、社員の少ない小さな企業だからこそ今回の騒動で逆に自宅勤務でも問題なくイケると見越したんでしょうね。

今後の雇用形態も今回の騒動で変わってくるのかもしれないねぇ、などと世話話をして別れたのですが、それって私のようなやむなく専業主婦に転職?した人間にもチャンス到来ということなのかしら?なんて、先の見えない騒動のさなかでもちょっとした光を見たような気分になりました。

今日明日でどうこうなるわけじゃないでしょうけど、下の子が小学校に上がる頃には世の中も色々変わってくるでしょうし、よくよく考えてみたら、今、私たちは100年後の歴史の教科書に書かれるであろうイベントに立ち会っちゃってるんですよね。

負の歴史として記憶されないように、できる限り「社会のあり方が良い方に変わった出来事」になるようにしないとなぁ、なんて偽善者な私がピヨピヨ騒いでます。

↓こーゆーの眺めるの好きなんですよね↓

えらやっちゃ♪

あっはっは〜!イギリスの学校もついに閉鎖となりました〜。

日本と違うのは、学校「すべて」ということでナーサリー(幼稚園 and/or 保育園)も閉まるということですかね。

5月に予定されている試験の類は全部実施しないとか言ってるし、今年度受験の子たちはホント最悪のタイミングでかわいそうです。

今これを書いているのは、発表のあった水曜日の夜10時なんですが、政府が閉めろと言っている期日である来週月曜を前に、明日と明後日、学校からの連絡とか暗躍する親御さんたちとか、どうなることやらって感じです。

まあ、どうもこうも、どうにかするしかないですねー。

と、ちょっとだけ動揺したのでここに吐き出し。子供たちの前では「なんてことないぜ」って涼しい顔で過ごそうと思います。はい。

私にはママ友がいない5

学校から毎日何通ものメールが届いてまして、現場は色々と混乱&迷走って感じです。

明日からは登下校のルールが変わって、いつもなら時間になるまで開かない教室のドアが、校庭に親がわさっと集まる状況を改善するという名目で、来た順で入室可能ということになりまして、下校も20分間の間に親が来た順で順時下校という形になるそうです。

公衆衛生という視点ではとても良いことなんですよ。良いことなんですが、唯一他の親御さんたちとお話をするチャンスを奪われた私は、どうやって努力してママ友を作ればいいのか、ちょっと途方に暮れてます。

以前オットに「お前ももうちょっとママさんたちに交われるように努力しなよ」と言われたことがあるのですが、壁を作ってるのは向こうだし、と答えたらオットも薄々わかってたようで素直に謝られました。

田舎の方に住んでる義妹ちゃんのママ友さんたちは全員白人だし、そんな人から私が溶け込むためのアドバイスってもらえないじゃない?私が立ち話できる親御さんってのは外国にルーツのある人かお父さん方くらいで、純イギリスママさんたちは邪険にこそしないけど積極的に関わってこないもん、と。

というわけで、今年度はもう無理ですが、来年度はいよいよPTAに参加することを考えないといけなくなってきたようです…いや、日本ほどあれこれ大変なことはなさそうなんですが、下の子を連れて会合に参加できないというのもあって避けてたんですよね。

PTAでなくとも、何かのイベントの際にボランティアでの参加は絶対やらないとな、と。

まさかコロナがきっかけでこんなことになるとは夢にも思ってませんでしたが、私のためというよりは、この先子供が円滑に他の子と友人関係を築いていく上でも必要なことだと、現在仕事もしてないわけだし、ちょっとだけ勇気を振り絞ってみようかと思います。はい。

↓PTAで検索したらこんなん出てきた。これもPTAの仕事なのかしら…?↓

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IWMで展示されていた「核爆弾処理をした人」のパネル。その勇気を私にも分けてください…