英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

なんかロシア繋がりな日曜日

特筆することもなく平和にすぎた日曜でしたので、なんかランダムに。

昨日貼り付けたチェッカーズの「あの娘とマッシュポテト」ですが、懐かしくて私も何度もクリックして一緒に歌ってたんですけど、リビングに入ってきた上の子が「Wow mummy! you are singing Russian song?(わぁ!ママ、ロシア語の歌を歌ってるの?)」だってさ…
「僕のハートはドキドキ100°C ♪」の部分でそう言われちゃったんですが、どの辺がロシア語っぽかったんだろう…?

この歌は日本語だって一応説明しましたが、意味を聞かれて訳すのが恥ずかしくて話を逸らして逃げました。
…ファン失格!くぅ〜っ…
だってキミは「僕のハートはドキドキ100°C ♪」って真顔で言えるかい?
アタイには無理さ…

その上の子ですが、ラジオでボニーM.の「怪僧ラスプーチン」が流れて大層気に入ってました。
ラスプーチンですか…気に入ったのならいいけどさぁ。
イギリス人のプレゼンターさんが「ラスピューティン」って発音してるのも気になりましたが、上の子が「ラーラーラスプーチン ♪」ってサビの部分を一緒に歌ってて、下の子は踊り狂ってるし、なんというか、名曲は世代を超えるのね、としみじみしましたよ。

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その後、街にお散歩に出かけたのですが、子供らが大好きなアイスクリーム屋さんが店先に椅子だのカトラリーだの、ガラスのボトルだのを「Free」と書いた張り紙をつけて並べてて、通行人の一人が「え?閉店しちゃうの?」と店員さんに聞いていたので私も盗み聞きしてたら、「大家さんが家賃を大幅に上げてきて採算が合わなくなっちゃったから…でもまたすぐに近所で再開するつもりだからFacebookでフォローしてね!」って言ってました。
このご時世に貸店舗の家賃を上げるって…しかもコロナ禍を乗り切ろうとしてる人気店なんだから、次回の交渉まで待てばいいのに、と、余計なお世話ですね。

そんなわけでアイスクリームは食べられませんでしたが、教会の方に行ってみたら謎の石を発見しました。

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なんだろう、これ。
白地に赤い丸はなんとなくおにぎりっぽいけど、緑の水玉部分と一緒になってるので何が何やら。
ちなみにこの小石は墓石の上に乗せられてます。
なんなんだろう…うーむ。

そしてこの時期たくさん見かけるリスさん。

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誰かが落としちゃったのかリスのために撒いたのか、ピーナッツを一心不乱に召し上がってらっしゃいました。
無塩ピーナッツであることを祈ります…高血圧で腎臓病なリスって聞いたことないけどさ。

こんな日曜でした。

↓世界で一番美味しいピーナッツバターはこれだ!!(私情100%)↓

IKEAは楽しいねぇ

車の燃料が手に入ったので、さっそくIKEAまで行ってきました。
日本ではイケアと発音しますが、アメリカとイギリスではアイキアです。
本場スウェーデンではなんて発音するんでしょうかね…?
きっとイケアなんだと思ってますけどあえて調べてないです。

で、行ってきたわけですが、えらいこと混んでる上に「微妙に」品薄っぽい気がしました。
家具はいつものように山積みになってるんですよ?
だけどなんとなーく在庫の量が少なめな気がしたのと、小物類の少なさが気になったというか。
いつもだったらレジ付近にはキャンドルやらコップ洗いのブラシやら小皿なんかの「あら、ついでに買っちゃってもいいかしら?」なんて気になっちゃうような商品がたくさん置かれているのに、今回はお菓子とレジ袋とぬいぐるみが交互に置かれてるだけ。
これはトラック運転手の不足というよりは、コロナのせいで海運の方が思うように行ってないせいなんじゃなかろうかと勝手に予測しております。

うちが欲しかったのは本棚だったので目当てのものは無事に買えたので問題ないんですけど、なんというか「この値段だったら買っちゃってもいいか〜。うふ。」な楽しみがなかったのがちょっと寂しいな、と。
そんなことを思ってたら、オットが「今日はもうアレだ。ミートボール買って帰って夕飯にするってのはどうよ?」なんて素敵な提案をしてくれました。
日本ではホットドッグが人気と聞いたことがありますが、イギリスのIKEAはミートボールが有名で、カフェでミートボールを食べるのがメインで来店する人もたくさんいるんですよ。
ってことで出口手前の食品コーナーで冷凍のミートボールとマッシュポテトを買い込んで帰宅しました。

そして先に懺悔しておきます。
ミートボールの方はともかく、冷凍のマッシュポテトなんて…と正直侮ってました。
きっとパサパサしてるかべっちょりしてるか、両極端なんだろうなぁ、と。
そんな失礼なことを考えた数時間前の自分にハリセンチョップですよ。
ミートボールは予想通り子供たちはモリモリ食べてくれましたが、ポテトの方も食が進んでくれて私もおかわりしちゃったし。
IKEAに行ったら絶対買いですよ買い。
まさかイモに感動するとは思わなかったわぁ。

そして、多分うちだけだと思いますが、IKEAに行くとその日はなぜかめちゃめちゃ疲れて寝るのが早くなる。
本屋に行くとトイレに行きたくなる現象があるように、IKEAに行くと体力的に疲労困憊する謎。
行けばすごく楽しんだけど何故だろう。

IKEAで買って感動した別の商品。洗濯できるし、何よりもキノコが可愛いんだ…↓

↓しかし、イモだけの注文って…うん。いいけどさ。↓

狩りを終えて。

車の燃料を探す旅のお話。
実は昨日のお昼前には戻れてましたが、自動アップ前にまとめたりなんだりする時間はさすがになかったので別にしてみました。

昨日は朝9時半に仮住まいを出て、まずは一番近いESSOさんに向かってみました。
BPはオット情報で売り切れだと聞いたのでそっちは無視。
近くに差し掛かったところで「微妙に」渋滞していたので、これはひょっとしていいサインなのでは?と少々期待。
必要とあれば並んででも入手する予定だったんですが、いざスタンドに近づいて遠くからポンプを確認してみたら、Unleaded(ガソリン)は売っていたのですが、Dieselディーゼル)のポンプには「Out of order(売り切れ)」の札がかかってました。

はい終了〜。

スタンドには入らずに本線の方に合流し、そこからさらに隣町方面へ。
道すがらにある前述とは別のBPとShellは、やっぱりコンビニと化してて燃料を入れている車はなく。
ビジネスパークの方にSainsbury'sとガソリンスタンドがあるので買い物ついでに見てみようと向かったら、ガソリンスタンド前に短めの行列ができてました。

行列になってるってことは燃料を売ってるってことなわけで、私も最後尾に車をつけて、大人しく待つこと10分ほどでポンプが見えてきました。
Premium(ハイオク)は売り切れているものの、UnleadedとDieselはどっちも稼働中!
ひゃっほーい ( ┛՞ਊ ՞)┛~♪
ってことで、あとはもう大人しく列に並んで自分の番が来るのを待つだけ。
隣町は信心深いキリスト教某派の皆様がたくさん住んでらっしゃるおだやかな地域だし、時間的にもお年寄りのお客さんばっかりだったってのもあって、話に聞いてるような殺伐とした状況にもならず、無事に自分の番が回ってきたのが10:10でした。

ニュースで言ってるほどひどくないじゃーん?
なんて思いつつ普通に買い物を済ませて、仮住まいに戻ってオットとお昼を食べてから家の方にペンキを塗りに戻ったら、ちょうど玄関先でうるさ隣のお兄ちゃんと遭遇しました。
お兄ちゃんは基本在宅勤務ですけどお姉ちゃんは学校の先生なので「この状況で通勤は大丈夫?」と聞いてみたら、彼女の車のガソリンは空っぽになっちゃったので現在はお兄ちゃんの車で通勤してるそうで。
私ってば、ただひたすら運が良かっただけみたいです。えへ。(自慢)

BBCニュースでペットボトルにガソリンを入れてるお姉さんの動画をみましたが、それは絶対やっちゃダメだって教わらないのかなぁ…っていうか動画撮ってないで止めなよ、と。↓

↓これでガソリンは爆発炎上するって学ぼう↓

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関係ないシリーズ。下校途中の通り雨を墓地の大樹の下でやり過ごしました。

<使い所のあまりない無駄知識>

イギリスでは、家庭でガソリン燃料を備蓄することはどうしても必要だっていうなら可能ですが、上限は50リットルで、必ず認証を受けているコンテナを使い、通気性が良くて火気が周りにない場所で保管することが義務付けられてます。
ペットボトルに入れてその辺に転がしておくのは言語道断です。
何かあってからじゃ遅いので、よっぽど文明社会から遠ざかった場所に住んでるんじゃないかぎりやらない方がいいです。
たぶん日本も似たような法律で40リットル上限、消防署への届出必須だったような。

狩りの時間だ。

え〜っとですね。
覚悟を決めて、ガソリンを探す旅に出ようと思います。
まだ100マイル弱ほど走れる燃料は残ってますが…これ以上減ったらさすがに色々不安だし。
ブログの更新時間の前までに戻ってこれたら旅の詳細を書きますが、これがそのまま更新されてたら「まだ旅の途中」だと思ってください。

現在朝の9時半、何時に戻れるかな?
いってきま〜す。

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優しさで包んでくれよ

今朝気がついたんですが、坂道を上るのに休憩を挟まなくなったしゃーくちゃんです。
すごくない?
たった2週間ちょっとで体力が戻ってきてるよ!
ってことは、ちゃんと毎日多少なりとも運動をすればイギリスに来てから増えた体重も元に戻せるんじゃなかろうか?
って風呂敷を広げすぎですね。うん。

まあ、休憩といっても、それと悟られないように坂を降ってくる乳母車の人とかお年寄りに道を譲るフリをして笑顔で立ち止まったり、曲がってくる車のために早めに立ち止まったりしてる姑息なヤツで、肩で息をするほどではない、と言い訳しておきます。

この坂道の往復、少なければ1往復だけですが、ここ数日は

子供を学校へ > 家に立ち寄って大工さんとお話 > ペンキを塗る > 昼食のためにアパートに戻る > 家に戻ってペンキを塗る > 学校へお迎え > アパートに戻る

って感じで2往復が基本になってきてます。
1日か2日おきくらいで「スーパーに買い出し」も加わります。
さらに、泊まってるフラットは2ベッドルームなので子供達はダブルベッドを二人で使っていたのですが、下の子の寝相が悪すぎて上の子が「もう一緒に寝たくない!」なんて言い出したので、やむを得ず寝袋を取りに家に帰るというイレギュラーなことがあったり。
ガソリン残量が心配で車をあまり使いたくなかったから徒歩ですよ徒歩。

で、これを書いてて気が付いたんですが、学校の送迎について。
今までは登下校の時間帯は学校周辺の道路にずらっと車が並んでたんですけど、今週に入ったら8割減くらいになってまして。
ほぼ毎週、火曜か水曜のお昼頃に学校から「近隣住民から違法駐車に対する苦情が出てますので、車での送迎の場合は駐車する場所に配慮をお願いします。」ってメールが来るんですけど、今週はそれがまだ来てないんですよ。

やだ〜もう〜。みんな徒歩で通えるんじゃな〜い。

イギリスはヨーロッパ随一の肥満大国なんだから、今回の騒動を反省するとともに、己の生活を顧みて徒歩で済ませられることを再確認してみるのも、環境に優しいし自分の健康にも優しくて、しかも学校近隣住民にも優しくできるっていう素晴らしいことなのではなかろうか、と、深夜の妙なテンションで訴えかけてくる自分をまずは反省してさっさと寝ます…

↓「米化」って言葉を最近知って、高い日本米を買わずに済むならお財布に優しいのでは?と思い始めてる自分…↓

底無しの欲望

仮住まいの近所に住んでいる子がたびたび遊びに来ます。
自宅にいるときは叶わなかったプレイ・デートがちょこちょこできるのはありがたいことです。
特にAちゃんは上の子と頻繁に遊んでくれてて、この学期にAちゃんのお姉さんであるBちゃんが放課後の週一スポーツクラブに所属して、お母さんが「お迎えがめんどくさい…坂道を1時間のうちに2度登るのはツライから、Bのクラブが終わるまでAと一緒に校庭で待ってて、日陰がないし座る場所もないし…」みたいにボヤいてたので、だったら仮住まいがAちゃんちのまん前だから私が上の子と一緒にピックアップしてお母さんがBちゃんと帰宅した後に連れて帰れば1度で済むでしょ、とオファーしたら大層よろこんでくれまして。
そんなわけで週に一度は必ずプレイデートしてます。

Aちゃんと上の子を連れて帰ったら、それを見ていた別の仲良しさんであるCちゃんが「私も行きたい!うちも近所だもん!」とおねだりしてると上の子が教えてくれました。
もちろんCちゃんも来てくれていいんですが、なんやかやあってAちゃんとは別の日に設定されることに。

Aちゃん、Cちゃんどちらの場合も、家に戻って手洗いをしたら即座におやつを出して、それからお遊びをして、そしてどちらも途中でおやつのおかわりの要求が数回あったのでそれに応えて、なんてやって、二人とも笑顔で帰宅したんですよ。
大成功とは言わないですが、まあこれってたぶん普通じゃないですか?

それから数日後。
上の子が唐突に「そういえば、AとCが”帰り道歩いてる時におやつがなくて寂しかった”って言ってたよ」などとチクってきました。
彼女らは毎日帰宅がてらおやつを食べて、さらに家に着いてからも食べてるそうで…

知らんがな。

あんまり言いたかないですけどね?
二人とも我が家のおやつストックを食い尽くしてその上ベーグルサンドまで食べて帰ったんだから、更なる要求されても聞く耳なんて持ってませんからね?
お菓子ばっかり食べてちゃんとした栄養を取らないと、今は良くてもこの先成長に支障をきたすかもしれないし、何より二人とも歯医者通いをしてる時点で砂糖を控えるとかするべきなのではないでしょうか?ん?

なんて喉元まで出かかりましたが、とりあえずよそ様のお宅の教育方針には口出しすべきではないということで「へー、でもうちはそれやらないから。よそはよそ。」と、伝家の宝刀を抜いておきました。
っていうか、うちがおやつ出さなさすぎなのか…?
一応毎日学校から帰ってきたらおやつタイムなんですけど。
でもお菓子ばっかりだと夕飯を残すので、やっぱりうちはこのままでいいのかな。うん。

↓うちの子が好きだろうけど尻に敷いたら怒られるだろうなぁ↓

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庭の野菜でもつまみ食いしてくれよ、って、今は仮住まいなんだよなぁ。この写真は共用の庭にあるトマトさん。不用心だなぁ。

頼りにしてます!

昨日は不安を吐露しましたが、月曜の朝、下の子を学校に送った足でそのまま家のほうに行ってみたら、大工さんもすでに家にいてコーヒーを淹れてるところでした。
とりあえず杞憂に終わったみたいで、よかったよかった。

週末に遠くに出かけると聞いてたので、無事に来てくれてよかったわ〜、なんて声をかけたら

「日曜の帰り道はどこのスタンドも空っぽで、仕方ないから今日は朝6時に家を出て一番近いガソリンスタンドに並んで、自分の番が回ってきたのが7時半だったよ」

だそうで。
そこまでしてちゃんと出勤してくれる大工さんでよかった…
並んでる最中にケンカがおっぱじまったりしてだいぶ殺伐とした朝だったらしいです。
義父に空の猟銃を手に持ってもらってニコニコ笑ったまま助手席に座っててもらわないと、私なんかはケチョンケチョンに叩きのめされるんじゃなかろうか?なんて妄想をオットに言ってみたら「その手があったか!」とか言ってるし。
やらないって。

以前仕事でちょっと絡みのあった大工さんなんて、うちとは関係ない現場で作業中にネイルガンで自分の足を撃っちゃうという事故を起こした方がいて事故そのものは可哀想ではあったんですが、保険で「彼の」給与は保証されて「彼の」生活には支障が出なかったんですけど、休んでいる間は作業が進まないじゃないですか。
だけど休んでてもお金は入ってくるから味をしめちゃって、完治してるにもかかわらずそれからさらに1年ほど遊んで暮らしてたアホ猛者がいましたから。
保険会社もちゃんと調べてくれよ…ってことでチクってやろうかと思いましたが、どこの保険会社を使ってるとかの話は一切出してこなかったですからね、あいつ。

そんな経験があるからうちのキッチンをやってくれてる大工さんをちょっとでも疑ってしまいましたが、とりあえずそれは告げずに「朝っぱらから大変だったねぇ」と誰でも言える感想を漏らしたら「大工だって信用がないとビジネスにならないから必要ならそれくらい当然するさ」なんて爽やかに言われちゃったりして、もう惚れてまうやろ、と。

まあ、大工さんは来てくれましたけど、今日配送される予定だったものは全部「遅延」のお知らせが来たそうで。
「それがなくても別の作業をするから大丈夫だよ」って優しく微笑む50絡みのおっさん。
この人にお願いしてホントによかったわぁ😭

↓あまりに感動したので仕事が終了したらお礼にこれを贈ろうかとかトチ狂っております。現場でもちゃんとしたコーヒーが飲めるじゃん?↓