英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

クリスマスが近づいてきました

義父母からクリスマス前に会おう、とお誘いを受けてしまいました。

コレはおそらく、クリスマス中はどっかに旅行に行くから孫たちに先にプレゼントを渡しておこうということだろうと踏んでおります。

去年義父母はクリスマス前から2月近くまで、海外在住の義弟くん一家のところに行っていたので11月中に同じような感じでお誘いを受けて、お互いの家から中間地点くらいにあるパブでランチをしてプレゼントの事前引き渡しが行われたので同じパターンかと思ってます。

私は今でこそ義実家でクリスマスを過ごすのも苦ではないのですが、最初の数年は勝手がわからないというのもあってものすごく気疲れしました。

一番しんどかったのが、最初の年に教会に引っ張っていかれて強制的にクリスマスサービス(ミサ)に参加させられたヤツですかね。

時差ボケでとにかく眠いのに、神父さんの静か〜な穏やか〜なバリトンボイスでお話を聞かされて、朦朧としているところでいきなり賛美歌が挟まってきて立って歌わないといけない、というかひとっつも知らないので歌ってるフリをしないといけないという苦行。

しかし熱心に教会に通っているのは義母だけで、義父もオットも昔から不信心なので2年目以降は教会で私と義母を落っことしてったあと二人でパブとか行ってるし…

その後子供が生まれたおかげで、泣く子を教会に連れて行くのは迷惑になるという大義名分を振りかざして逃げています。

アメリカ南部あたりのノリノリな教会とかだったら行ってみたいですけど、ゴスペルってクリスマスでもあのノリでやるもんなんですかね?

以前職場の同僚に「ミサがめんどくさい」ということをこぼして、彼女も自分の義母の教会に行くのはめんどくさかったなんて盛り上がっていたら、通りかかったカトリック系の上司に二人とも「Sinner(宗教上の罪人)」というあだ名をいただきました。

日本人にとってはクリスマスは恋人と過ごすかバイトでガッツリ稼ぐ日というなんでもないただの平日で、罪も何もあったもんじゃないのでまったく気にしてないのですが、ふと思ったのが、現世でイギリスのビザ手続きがアレコレとめんどくさかったけど、宗教上の「あの世」でもパスポート問題とかあるのかな?ということです。

オットは不信心者とは言え洗礼は受けてるのでキリスト教徒の末席あたりにはいますし、私は典型的な日本人で、一応代々のお墓があるお寺さんはあるものの特定の何かを信心はしてないので、我々夫婦は国籍のみならず信仰も違うってことですよね。

イタコさんに言わせればあの世には昇進試験まであるらしいので、現世とそんなに変わらないならビザ問題があってもおかしくはないなぁ、しかも現世で「罪人」の烙印を押されちゃったら「向こう100年入国禁止」とかされるのかしら?なんて妄想だけが膨らんでいきます。

↓コレ、親戚の子に贈ろうかな…↓