英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

TPOをわきまえない義父渾身のギャグ 3

昨日からの続き、三部作最終回です。

他所様の国の大使館になんてほとんど行ったことのない私ですが、英国大使館の建物はなんかもう趣のある歴史を感じさせる佇まいで、門の前でちょっと躊躇してしまいました。

なんせカバンの中には義父のFirearms Licenseが入ってますからね!

某国大使館は立地は素晴らしいのに建物の手入れがまったくされておらず、お国柄が忍ばれる残念感に溢れてて入館するのに違った意味で抵抗感がありましたが、どこの国かはナイショ♪

さて、警備員さんに携帯電話とか、持ってればデジカメなんかを預けて、いざ入館。

残念ながら受付は素敵な洋館の隣にある事務用の新築の別館でやってて、お宅拝見はできませんでした。

番号札とかはなく、ただ列に並んで自分の番が来るのを大人しく待つスタイルだったので、オットとこそこそ話をしながら30分くらい待ったんじゃないかと思います。

いよいよ私の番になって、ブースっぽくなってる窓口に二人で入りました。

係員さんは日本人職員で、でもオットがいるからかずっと英語で対応してくれました。

その後、理由は覚えていませんが英国人職員さんと交代して、その職員さんも書類に一通り目を通しました。

ところが義父のFirearms Licenseはスルーされ、承認が下りたら電話をくれると言うことで携帯電話の番号の確認をし、実質20分ちょっとくらいであっさりと終了。

もうすでにアパートは引き払っていたので私の実家に戻り、お昼ご飯を食べて、母と一緒に地元のスーパーに買い物に出た矢先に私の携帯が鳴りました。

書類に不備があったとか言われるのかしら…なんて不安になりつつ出てみると、女性の声(日本語)で「承認がおりましたのでパスポートと書類を取りに来てください。いつ来られます?今日は5時までやってますよ。」と真逆のことを言われて、商店街で一番挙動不審な人になってたんじゃないかと思います。

ずっと「ビザ申請は大変で難しい」みたいな体験談を読んできたので、こんなにあっさり同日発行されるもんだとは全然予想だにしていませんでした。

現在は申請から発行まで大体2〜4週間くらいかかると言う話を聞きましたので、それと比較するとなんか申し訳ないくらいです。

なお、こちらに来てから直接義父に聞いたのですが、義父の運転免許証はふるーいタイプで紙っぺらに手書きであれこれが書かれているもので、写真がついていなくて今回は使えなかったからFirearms Licenseにした、ということでした。

やれやれ…

↓この夏の一時帰国で叔母から借りて読んだら面白かったです↓