日本の実母から、今年の孫たちへのクリスマスプレゼントは早めに送るからね、と言われました。
イギリスの郵便事情を母も理解し始めたようで苦笑いです。母からの郵便物がここ数回Royal Mailさんの失敗のせいで、届いて欲しい期日までに間に合わなかったり破損されたりしたのでその教訓が生かされてます。
一番よくわからないやらかしが、「パッケージはあるけど中身がない」事件です。
冬のある時期に、私がamazon.jpで買って実家に送っていたものと、孫たち用にと母が絵本なんかも付け足した荷物を発送したよと連絡をくれました。
配送番号も送ってくれたので数日経ってトラッキングをしてみたら「配送したけど不在だったので配送センターで保管中」と表示されています。
送り先は私の勤務先で、ビルにはMail Roomがあって全ての郵便物はそこに来るんだし、管理人が24時間常駐なんだから「不在」ということはあり得ません。
これは詳細を確認しないとうやむやにされるかも、ということで私の荷物があるという配送センターの電話番号をネットで調べて電話をしてみました。
何ヶ所かたらい回しにされようやくつながった担当者が、ものすごく堂々となんのためらいも感じさせない声音で「We have a package here but no contents found.(包装はここにあるんだが、内容物が見つからない)」なんて言い放ったので、私は素で「はい?」と日本語で聞き返してしまいました。
最初に配送に出したときにパッケージが破損して、箱は回収できたけど中身がトラックにも配送センターにもない。保険を適用するなら送り主から内容物の詳細と金額を手紙に書いて日本の発送した郵便局に出してくれ、だそうで…
こうなると言われた手順でないとテコでも動かない、というか手順を踏んでも動かないこともあるのがイギリスなので、諦めてクレームの手紙を長々と書いて、母に説明して日本の郵便局に持ってってもらいました。
同情した母が全く同じものを買いなおして今度は自宅に送ってくれて、それが届いた翌日、無くなったはずの最初の荷物がしれっと会社に届きました。
届けたんだから補償金は払わないぜ?的なタイミングでかなりイラッとしましたし、そもそも「どこにも見当たらない」って最初言ってなかったっけ?
内容物の確認をしたら、母がオマケとして入れてくれた100均で買った除菌ウェットティッシュ以外は全部あって「めんどくさいからもういいよ」という母の一言でクレームはこれ以上入れないことにしましたが、我が家には全く同じ絵本が2冊ある状態が今も続いています。
↓これが2冊。誰かにあげようかとも思うんですが、みんなどっちかの言語ですでに持ってて断られる日々…↓