英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

用法用量を守らなくてもいい薬

突然ですが、私、持病がいくつかあります。

そのうちのひとつが蓄膿症でしかも後鼻漏というなんとも最悪なヤツです。

必要以上の鼻水を製造する上にやたらと粘度が高く、なおかつそれが鼻から出てくるんじゃなくて喉の方に流れ込んでいくもんだからたまったもんじゃありません。

症状が出始めた頃はとにかく一日中咳をし続け、咳のしすぎで腹筋のみならず胸筋も背筋も常に筋肉痛だし、周りにも迷惑かけまくりだし、電話でも相手に失礼だし、とにかく何もかもが辛かったんですよ。

最初は風邪かなんかだと思って薬を飲んだりしてたんですが、1週間経っても症状が治る気配もなく、お医者さんに予約を入れて会いに行くことにしました。

案の定予約は3日とか4日先だったんですが、その間にネットで色々調べ、どうやら後鼻漏ってヤツっぽいと自己診断して、お医者さんにもそれを告げて点鼻薬を処方してもらいました。

出してもらった薬は効くのですが、止めると途端に咳が戻ってくるのでかれこれ2年以上この薬のお世話になってます。

咳がきれいさっぱり止まったわけでもないので、会社でも「Sorry but don’t worry this is not contagious (ごめんねでも安心して、これ感染しないから)」と、言い訳にならない言い訳を繰り返していました。

点鼻薬を使うのがすっかり日常になってるわけですが、まったく別の理由で「りんご酢漬け生姜」を作って飲み始めたのが先週の話。

ダイエットにいいって記事を読んで、ズボラな私にぴったりじゃないか!ってことで始めたんですが、これが結構おいしいんですよ。

いっつもコーヒーか紅茶ばっかり飲んでる私は、間違いなくカフェイン過多だし気をつけないと歯にステインもつくけど、生姜ならそれもないしいいじゃないかと、それから毎日2〜3杯飲んでます。

ダイエット効果は半信半疑とはいえ、生姜なら冬の今にぴったりのほかほかドリンクだし、あわよくば血行促進で肩こり緩和になればいいな程度の気持ちだったんですが、全く予想すらしていなかった作用が働いていることに気がつきました。

なんか、ちゃんと鼻がかめるようになってきてるんですよ。

前はどんなに鼻詰まりでもぜーんぶ喉の方に流れてたのが、ここ数日、普通に鼻がかめるんです。このスッキリ感を久しぶりに味わって感動してます。

ありがとう生姜、あなたスゴイ。

作り方はとっても簡単で、生姜をスライスしてタッパーかなんかに入れて、生姜が浸るくらいの量のりんご酢をかけて一晩置いとけば完成です。黒酢の方がいいらしいですけど、イギリスでは簡単に手に入らないのでりんご酢です。

爽やかにするならレモンを、甘みが欲しいなら蜂蜜をちょっと足せばいいんじゃなかろうかと思いますが、私はそのままでいただいてます。

飲む時は生姜と漬けてあるお酢を適量カップに入れてお湯を注ぐだけ。楽々です。

え?体重?

全くもって変化なしですが、まあ、飲んだだけで動いてなきゃ減るわけがないですね。

↓↓↓鼻↓↓↓