オットが例によって出張中で、バスタイムの音楽を誰にしようかと考えていて一番最初に頭に浮かんだ名前がなぜかDick Leeでした。
シンガポールの男性歌手でポンキッキーズの「シャナナナナ」の人です。宮本亜門とも一時期なんかいろいろやってらしたような。
高校生の頃、イトコのおうちに遊びに行ったら居間のテーブルの上に「The Mad Chinaman」のアルバムが置いてあって、京劇メイクのジャケットに惹かれて以来、結構好きで聞いてたんですよね。
お久しぶり〜、なんて思いながら現在はどうしてらっしゃるのか検索してみたら、すっかり白髪のおじさまになっちゃってましたが、笑顔は相変わらず素敵でした。
勢いでついつい、You Tubeで検索して視聴しては思い出に浸ってしまいました。
「Japanese Rhumba」なんかはウチのオットの日本語レベルと変わらないじゃん、なんて思ってみたり「Fried Rice Paradise」のせいでナシゴレンが食べたくなったり、いろいろ視聴しながら思考のタイムトラベルをしていたらまた寝るのが遅くなりました。
実は我が家の屋根裏に日本から持ってきた「The Mad Chinaman」を含むDick LeeのCDがあるんですが、オットの「今時CDプレーヤー置いてるのってなんか恥ずかしいじゃん」というよくわからない基準の羞恥心のせいでまったく聞けない状況なんですよね。そのくせ学生時代から集めていた山のようにある自分のコレクションは捨てる気も売る気もないってはっきり宣言されて「一体何がしたいのさ!」としか言いようがないです。
聞くわけでなし、眺めるわけでもなし、ただ屋根裏の箱の中に眠っているというのは不毛の極みだと思うんですが…
CDプレーヤーなんて、音質がどうたらとかのこだわりがなければそんなに高いものでもないんだからこっそり買ってしまおうかしら、なんて思いつつ、買ったらすぐバレるし、何よりせっかく屋根裏に収まってくれているあの箱たちが下に降りてくるのは収納スペースがなくて非常に困るし。
旦那さんのこういうコレクションで困ってるのって私だけじゃないはず…
↓持ってるのになぁ…↓