昨夜のBrexitはご近所数軒が花火でお祝いしてました。朝、オットと冗談で「花火が上がったりして〜」なんて言ってたんですが、まさか本当にやる人がいるとは。
ここからが正念場という、なんか結果が先で過程が後からついてくるっていう不思議な現象です。
不思議なことといえば、義父の趣味にまつわることでひとつ思い出しました。
義父の定年後の趣味はいろいろあるんですけど、インドアもののひとつに「家系図づくり」があります。
日本でも一般庶民で家系図が伝わっている家ってなかなかないですが、イギリスも同じでしかもお寺の人別帳のようなシステムもなかったため、家系図を作ろうとするとものすごく積極的に調べないといけないという、結構根気のいる作業です。
義父の一族はわりと古くから同じ地方で生活をしていたそうで、UK全土を調べないといけないような壮大なものではないのですが、それでもコツコツと資料を漁ったり図書館に通ったりしてたみたいです。
誰それがクリケットの代表選手だった、とか、何代目はこんな商売をしてた、などの話を聞かせてくれたりして私も新しい発見を聞くのを楽しみにしてました。
ある年のクリスマスに義実家に行った際「面白い発見したんだよー」と義父がニコニコと報告をしてきました。
書斎のパソコンにあるから二人とも見においでと言われ、オットと一緒に普段は入らない書斎にお邪魔しました。ほら、これ!と見せられた画面は、もちろん英語ですが、私の旧姓での検索結果でした。
そこには「19XX年X月X日、アメリカ入国拒否される」と出ていました…明らかに違う人だよ…
でも、私の旧姓は読みはそんなでもないですが実は結構珍しい漢字のもので、パソコンやスマホですぐに変換できないくらいでして、下の名前もキラキラネームではないですがあまり一般的でない書き方で、検索結果の人は姓名ともに別の漢字を使って読みが同じなのかもしれませんが、「ほぼ」同姓同名な上に生年月日が同じ人がいたことにびっくりしました。
そして、だいぶ中途半端ではありますが、アメリカの出入国の情報まで引っ張ってこれる義父のリサーチ力にもびっくりしました。
それはともかく、私の横で「犯罪者っ♪うちの嫁は悪いヤツっ♪」と浮かれポンチなジイさんに「漢字違い」というのを説明するのがめんどくさかったので、とりあえず「どの国にも入国拒否されたことないですよー、違う人か情報自体が間違ってるかじゃないですかね」という否定だけしておきました。
↓これで家系図作るとかっこいいかな↓