昨日はオットのおばあちゃんのお話だったので今日はおじいちゃん、と思ったんですが、この話の主役はどっちかと言えば義父かも。
オットがまだ幼稚園児くらいの頃、祖父母宅ではロバを飼っていたそうです。
結構高齢のロバさんで、特に働くでも無くオットが遊びにいった時には子供たちを背中に乗っけてのんびりお散歩したりして、近所の子供たちの人気者でした。
月日が経ってオットも小学生になり、学校のお友達と遊んだりなんだりでロバさんとのふれあいからはちょっと離れてしまってました。
とある週末、オットがお庭で当時ハマっていた「とにかく深い穴を掘る」作業に専念していると、義父が「おじいちゃんちに行くから車に乗りなさい」と声をかけてきました。
久しぶりにロバと遊ぶのもいいかとスコップを片付けて車に乗り込みました。
おじいちゃんの家に着くと、オットは早速ロバさんのいる小屋に向かいましたが、そこで見たのはいつものロバさんではなく、息も絶え絶えに床に横たわっているロバさんでした。
オットが困惑していると、義父が猟銃を片手に中に入ってきました。
「I think you are big enough to put him in a sleep(お前はもう十分大きいから安楽死させてあげなさい)」
そう言って猟銃をオットに手渡しました。
すぐに楽になるようにしっかりと頭を狙ってあげなさい、とオットに銃の手ほどきまでします。
小学生のオットは「できないよぉぉぉ!」と大泣きしてしまいました。
すると義父は「ウッソだよーん!VET(獣医)さんがもうすぐきて薬で安楽死させてくれるから!その銃は飾り用で使えないやつだから!」とネタばらし。
義父はこの件に関しておじいちゃんに叱られたようですが、小学生の息子にがっつりトラウマを植え付ける義父のギャグセンス、酷すぎ…
おじいちゃんとしては教育の一環としてロバさんの安楽死の現場を孫に見せようと思って連絡したのに、義父の余計な行動で台無しになっちゃったと言うお話でした。
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