下の子をつれて近所の郵便局に用を足しに行ったオットがプリプリ怒りながら帰って来ました。話を聞くとティーンの女の子が自転車で歩道を走行していたんだけれど、下の子を連れてるしこちらは歩道だから避けずにいたら、日本でもよく知られているとても失礼なジェスチャーで「どけよ！」と叫ばれたそうです。
すれ違う際になにやらよろしくない言葉で捨て台詞を吐いていったとも言ってました。怖い怖い。
イギリスでは「自転車は車道、歩行者に道を譲る」と明確に決まっているのですが、なんせ相手はティーンの子ですから、法律がどうたらと言っても聞く耳なんざ持ってないでしょうね。こちらは少年法ってのはないので本当に問題になれば刑事罰があるんですけど、そこまで考えるような子がこんな行動には出ないでしょうから「うちの子が無事でよかったじゃん」としか言えませんでした。
以前、駐在員さんがお子さんと一緒に自転車に乗ってて、日本の時と同じ感覚で歩道を走って、進行方向に歩行者がいて背後から近づく形になったのでベルを鳴らしたら激怒された、という話をしてくれました。
相手がなんで激怒しているのか聞き取れなくて「危ない人だ」と思ってお子さんと一緒に自転車で逃げたそうで、私からは「なにがいけなかったのか」というお話をしておきましたが、日本でも「自転車は車道を走行すべし」というビデオをつい数年前の里帰りの際に運転免許証の更新で見せられましたし、数日前に読んだこんな記事もあるし、「文化・法律の違い」といういいわけは使えないので自転車に乗る際は安全運転で。
イギリスの自転車乗りの人たちって、歩行者も車も全部まとめて敵認定してるんじゃなかろうかってくらいアグレッシブだったりするんですけどね。
↓こんなオシャレなカゴつけてる自転車見たことない。本気のロードバイクばっかりですよ↓
