英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ウロコぽろぽろ

今日は雨だし寒いし、いっそこんな日にガーデンセンターに行ったら空いてていいんじゃない?などという無謀な思いつきのもと、ちょっと離れた町にある大きめな店舗へ行ってみました。

以前そこに家を買おうと物件を漁ってみた場所だったんですが、まあ、色々あって断念したという思い出の地でもあります。

昔ながら?のイギリスの田舎のマーケットタウンという風情なんですが、メインストリートがちょっと狭めで、坂の上からは農地が見渡せて、運河が町の中を通ってて、電車の踏切もあって、車にはあんまり優しくないですがお散歩をするにはとてもいい町でして。そのメインストリートがなぜか一方通行になってたので、街並みが見られずにちょっと残念ですが迂回してガーデンセンターまでたどり着きました。

案の定、この天気でガーデンセンターに買い物に行こうという人たちは少なめで、駐車場の一角を整列用に仕切ってあって大体の待ち時間もディズニーランドのように「ここから60分待ち」とか「30分待ち」なんて書かれてたのですが、その辺は素通りして15分も待たずに入店できました。

店内も前だったら週末はかなりの人出のお店なんですが「閉店間際ですか?」ってくらいガラガラで歩きやすく、買う予定のまったくないハンモックとかまでじっくり眺めちゃったり、子供らはたくさんいるガーデンノームに勝手に名前をつけて遊んだりして楽しく過ごしちゃいました。

予定してたちっちゃめのスニッパーを購入し、バーベキューが欲しいと前から言っているオットのためにパンフレットをいくつか入手し、カフェは閉まってましたが売店が開いてたのでおやつを買ってほくほく家路につきました。

帰りには往路は一方通行で入れなかったメインストリートのルートを通ったのですが、商店街に差し掛かるところに大きめの看板が立っていて「コロナ対策のため一方通行にしています」と書かれてました。

オットが「え?車でソーシャルディスタンスは関係なくない?」と不思議がってましたが、車のためじゃなくて、歩行者のために狭い歩道を広くする対策なんですよね。私もこの看板を見るまでは気が付きもしませんでしたが、古い町の道はどこも狭いので、きっとイギリス全土でこういった対策がされてるんでしょうね。うちの町の商店街(ハイストリート)は元々一方通行で、すでに歩道を広く確保してあるので目からウロコでした。

実はガーデンセンターで、入店間際にショッピングカートを店員さんに渡されて「使わないので結構です」と一度断ったのですが「入店人数把握のために使わなくても1組1台お渡ししてるのでご協力ください」と言われちゃいました。前もって決まった台数を用意しておいて、それ以上のお客さんはいっぺんに入店できないというシステムはやっぱり目からウロコでした。

↓ホントはこういう渋いのが欲しいんだけど…↓

 

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渋いのはなかなか見つからないので「昭和の爪切り風」