英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

空飛ぶもの ※虫注意。

イギリスの夏ってのは乾燥していて日が長くて雨さえ降ってなければなかなか快適なんですが、夏の間の数日間だけはどんなに天気が良くても外に出たくない日があります。
昨日がそんな感じの日で、何で外に出たくないかと言うと「羽蟻」がそこら中に飛んでいるからです…

これといって害がないのはわかってるんですが、あんまり気持ちの良い光景ではないのと、たまに首筋とかに不時着してくるヤツがいてものっすごく不快なんですよ。

朝、洗濯物を干しに庭に出た時は何事もなく、昼ごろに庭に出た時も羽蟻の気配なんてこれっぽっちもなかったんですが、下の子のお昼寝も終わって、またお庭で遊ぼうという時間、大体3時くらいですかね、庭に出てみたらなんかやけに黒っぽい虫が飛んでるんですよ。
地面を見てみたら羽蟻がうろちょろしてて、さらに空を見上げると、蚊柱ならぬ蟻柱ができてて…天気はいいのにすぐさま家の中に入りました。

今日はもう飛んでないけど、羽がもげたでっかいアリが庭中をうろうろ歩いてるし…
無駄知識ですが、女王蟻に巡り会えなかった雄アリって、一応養ってもらえるものの全く働かないから穀潰し扱いで悲惨な生涯らしいですね。

そしてアリとは別に、このくらいの時期、出てくるであろう画像が怖くて検索はしてないし、はっきり言って今後も検索する気はない!ので名前はわからないのですが、長さが1mmかそれ以下くらいのちょっと濃いめの無駄毛みたいな黒い虫が、羽が見当たらないのでおそらく風に乗って飛ばされてるのか、肌の上とかでウヨウヨしてそれがむず痒い、と言う現象も起こります。
外を歩いてたりした際、なんか腕とか顔が妙にかゆいな〜、なんて思って目を向けてみてみると、すごーく小さい黒い点が私の腕でもぞもぞ動いているという、それはもうかなりの鳥肌モノです。
頭とかもかゆくなるからコイツに遭遇した日は念入りに髪を洗い、必要以上にドライヤーをかけてしまう私です。

これらに比べれば全然かわいい方ですが、夏の終わり頃にはポプラの綿毛のようなタネがあちこちフワフワ飛んでいて、ケサランパサランみたいでちょっと幻想的、でも何となく鼻がムズムズするような光景が広がります。

車を運転していてこれに遭遇すると、別に綿毛だから車に当たってもなんてことないんですが、いきなり目の前にフッと現れると一瞬避けようかと身構えてしまってちょっと危ないので「あー、綿毛だー。夏も終わりかぁ〜。」なんてあえて声に出して自分に言い聞かせながら運転するハメになります。こんなことしてるの私だけかもしれないけど…

羽蟻の写真は一応撮ったけど載せないでおきます。
………見たい?

↓甥っ子が小学生の頃にあげたらとても喜んでたらしい↓