英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ニュースの英語。

以前ちょっと触れた「キャプテン・トム」に「ナイト」の称号が与えられたそうです。100歳のお誕生日を記念してご自宅の庭を100往復チャレンジでNHSのために3300万ポンドの寄付を集めたミラクルおじいちゃんですね。

女王様の初のご公務復帰がこのイベントってのもなかなか素晴らしいですね。
さすがにバッキンガム宮殿内でやるようにはいかず、ウィンザー城のお庭でのセレモニーで、なおかつ100歳のお年寄りに「ひざまずいてください」とは言えなかったようでおじいちゃんは立ったままでしたが、ひざまずいた後で自分で立つのが難しいでしょうから臨機応変ですね。

「£1000集まればいいなぁ」で始めたチャレンジが£3300万になっちゃうんだから、SNSの力はすごいですね。
いや、おじいちゃんが頑張った結果ですが。

 そして、あんまり大きなニュースではないですが、ボリスが定例コロナ会見で「クリスマス前までに正常復帰したい」という目標のもと、新しいルールを発表しました。

これに関してはまずニュース速報を英語で読んだのですが、ボリスの発言の「”significant” normality by Christmas」の訳に頭を悩ませてしまいました。
日本のニュースサイトを見たら「クリスマス前の正常復帰を」となってまして、文脈としてはそうなんですが、この「”significant” normality」という言葉にこだわると一体どうやって訳せばいいのだろう?と、ますます疑問です。飛躍的に正常化?
意味わかんね。です。

昨今はコロナ騒動で今まで知らなかった英単語がどんどん出てきてて、勉強になるやら使いどころがわからないやら。

例えば、ロックダウン初期の頃に雇用問題の話でよく出てきてたFurloughという言葉、人事部に10年以上いたくせに知りませんでした。
一時解雇とか自宅待機ってことでその期間は給与が出ない、と、そんな考え方というか制度があって実際使われていることにもちょっと驚きましたし。
いやだって、雇用契約書に明記されてなかったから…私がいた企業がホワイトだったのか迂闊だったのか、どっちかですかね?

新語もいっぱいできているみたいで、割と気に入ったのが「Covidiot(COVIDとidiotを足して“公共の衛生を無視する人”という意味)」と「Blursday(ロックダウンのせいで日付が確定できないので“むにゃむにゃ曜日に”と濁す言葉)」ですかね。どっちも使う機会ないですけど。

「new ward since covid 19」で検索するといろんな変な?言葉が出てきてちょっと面白いので、お暇があったらおもしろ新語を見つけてみてください。
日本語でもきっと同じ現象が起きてて、私、意識していろんなものを読まないと置いていかれちゃうんだろうな…

↓気をつけるかネタにして開き直って生きるかのどっちかですね↓

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