英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

学校始まる。からの英会話。

先ほど上の子を学校まで送り届けてまいりました。
クラスメイトの弾ける笑顔の横にははちきれんばかりの笑顔の両親がいて、とても長い夏休みの終わりを告げておりました。
どの学年の子のお父さんか知りませんが、子供にバイバイして振り返ったと同時にガチで踊りながら車に向かって喜びを表現してる人もいたし。

それにしても、お弁当を作ってる最中にイトコちゃんからFaceTimeがかかってきて「Don't you have school today?(今日学校じゃないの?)」と聞いたら来週の火曜からなんですって。
地域差ありすぎ。

と、こんな話題しかないのもなんなので。
先日行ったピクニックで遭遇した団体さんのお話を。

行った先はNational Trustの自然保護区でして、道が舗装されてるわけでもなく、ずっと降り続いていた雨で川は増水してるし道は泥まみれだったのですが、やけにオシャレさんな20人弱くらいの団体さんが我々を追い越していきました。

特に気にせず子供とのんびり順路を巡っていたら、ワラで作られた小屋のようなアート作品が置いてある一角にたどり着きました。
するとさっきの団体さんがニッコニコで茂みに隠れてました。
オットが「Have I interrupt anything?(なんか邪魔しちゃった?)」と声をかけると、50代くらいの女性が「Not yet、but someone is getting marry! Well, hopefuly!(まだだけど誰かさんが結婚するのよ。多分ね!)」とウッキウキで回答してきました。

どうやらサプライズでプロポーズが行われるようで「Please don't tell anyone on your way(順路で誰かに会っても言わないでね)」なんて言われちゃいましたので、意地悪&おばちゃん要素が盛り沢山の私は「Oh, don't worry! I will run home and grab back my trumpet!(大丈夫よ!家に走って帰ってラッパを持ってくるから)」と回答し、無事笑いを得ることができました。

はい、ここでいきなりワンポイント英会話!
Blow one's trumpetという慣用句がありまして、自分や誰かの功績をことさらに誇張して言い回るというような意味があります。
そしてイギリスにはTown Crierという、瓦版屋さんというか、識字率が低かったのでニュースを叫んで回っていた職業がかつてありまして、その人たちが注意を引くのにラッパを使っていました。

つまり私の回答は暗に「そこらじゅうに言って回る」という意味になるのですが、イギリスのSarcasmで意味がねじ曲げられて「そんなことしないよ」となるわけですね。
イギリス人、曲がりくねった表現をするから直球が好きなアメリカ人に嫌われるんだろうなぁ…

↓なんか面白そう↓

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日本人としては、夏の終わりには赤トンボよね。