英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

Health and Safety

日本人としてはちょっと物申したいような光景を見てしまいました…

本日、上の子のお迎えに行った際、結構な数の親御さんが一か所に固まって待機してたので、脇にそれて校庭とか遊具とかを覗き見してました。

目線を建物の方に向けたら、ちょうどうちの子の教室の中が覗けたので出来心で観察を開始。
いや、別に悪いことしてるわけじゃないんですけどね。
で、子供たちは自分のカバンに水筒をしまってたり帰り支度をしてました。
何を言ってるかは聞こえませんでしたが、先生がなんか指示を出したりしてます。

何人かの子供と目があったり、手を振ってくれる子もいたり。
うちの子の席はその窓からはちょっと離れてるみたいで見えませんでしたが、みんなが一旦自分の席に戻ったところで、椅子を机の上にあげはじめました。

コロナ対策で毎日除菌掃除をするのは知ってましたので恐らくその一環だと思いますが、イギリスでは日本のように子供たちが自分で掃除をすることはなく、業者さんが入るのでそれのお手伝いなんでしょうね。

だがしかし。

椅子の座面を机の上に乗せる日本スタイルではなく、机の上に椅子の足が乗っかるまさに「椅子on the 机」なのがものすごーく気になっちゃったあたりが私も骨の髄まで日本人だと実感…

きっと床の掃除をした後で椅子を戻して机の除菌もするんでしょうけど、それにしたって土足で歩き回ってるんだし、なにより座面を机に乗せた方が安定するだろうから安全だと思うの。
それとも「子供が椅子を持ち上げて回転させて机に乗せるという行為は危険を伴う」とでもいうんでしょうかね…?

イギリスでは「Health and Safety(衛生と安全、とでも訳すのかしら?)」が職場や教育機関では徹底して管理・監視されてますので、たまに本末転倒というかめんどくさいことになってたりするんですよ。

その昔、職場で私の机の上の蛍光灯が切れかかってチカチカしだしてウザかったので、庶務の人に交換をお願いしたら「Health and Safetyの規定で電球はElectrician(電機技師)でないと交換しちゃダメなんだけど1回の呼び出しで£50かかるから、予算的にあと何本か切れたところで呼びたいんだけど」なんて言われて脱力した思い出が蘇りました。

その日はたまたま怖くて厳しいGeneral Managerがいなかったので、直属上司の暗黙のGoサインも出たことだし「このチカチカが私のHealth and Safetyをviolation(侵害)してるってーの!」なんて周りに聞こえるように言い訳をしながら自分で交換しましたよ。

↓LEDだと切れる時にチカチカしないのかな?↓

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関係ないシリーズ。目が滑って「出汁」ウォーターだと思い込んでびっくりしたヤツ。