英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

不動産で妄想2連発

ニュースをつらつら見ていたら「ロンドンの狭小住宅、1.4億円で販売」と言う見出しを見つけたので覗いてみました。
Sheperd’s Bushにある物件でかつては帽子屋さんだったそうで、現在のオーナーは海外に引っ越すので今回売りに出したそうです。
立地で言えばこのお値段は破格ですが、狭小住宅ってからにはちっさいんだろうとリンクを開き写真を見ると…うん。狭い。

しかし内部はオシャレで、外観はなんと言うか「チャーリーとチョコレート工場」(ティム・バートン版)のウォンカさんのお父さんがやってた歯医者さんを思い出させます。
もしくはハリー・ポッターの隠れ家?
それはともかく、台所にはお金持ちのシンボル、高級オーブンのAGAが置いてあるし、庭はなんとなく退廃的というか世紀末っぽい感じでやはりオシャレ。
最上階の部屋に入るには、天井をパカっと開いて登ってくってのも秘密基地っぽくて楽しいです。

ただ5階建てでベッドルームが3つありますが、家族で住むにはちと難がありそう、と言うか動線の確保がめんどくさそう。
お風呂場が上の階からのぞけちゃうので、ものっすごいオシャレ感覚で生きてる人でないと全然落ち着かないかも。って言うか湯気が充満しちゃうじゃん、と。

でもインテリアに関しては、我が家も狭いのでちょっと参考にしようかな、なんて思ってたら今度は「70年代で時が止まった家」という記事を見つけたのでそっちも開いてみました。

こちらはLancashireにある一軒家でお値段約5千6百万円。
Detached Houseという、お隣と壁がくっついていない独立した建物なんですが、お隣の家と比べてみても明らかに「なんか違う」。
正直な感想は「70年代に建てられた図書館かオフィスビル」みたいな外観です。
こちらの60〜70年代に建てられたコンクリートのビルとかって、外観が割と嫌われてるんですよねぇ。

でも中!中がボンド映画のようなインテリアで、北欧チックな暖炉がリビングの真ん中に鎮座しててかなりオシャレさんです。
峰不二子がシルクのガウンを着てワインを飲んでそうな感じ。
家を買っても家具はついてこないでしょうからあくまで参考にするしかないですが、こういったヴィンテージの家具は高くつくからなぁ…出せるのはお金じゃなくてため息だけですね。

そんな妄想にふけっていたら、数年前の思い出の引き出しがいきなり開いて、日本語が怪しくなってきている知人に「しゃーくちゃんはアレだね、古くさいインテリアが好きなんだね」と言われて心がささくれだった記憶まで蘇ってきちゃいました…
微妙な日本語を使うくらいだったら、いっそのこと英語混じりで言ってくれた方が傷つかないんだけどね…ヴィンテージとかアンティークとか、言い方ってもんがあるじゃん?

↓こういうの大好きです↓

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関係ないシリーズ。以前行った中途半端な田舎にあるファームショップでなぜかハイチュウを見つけたので激写。日本語が目に飛び込んできてちょっと混乱しました。