英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

もういくつ寝ると

先日、イトコちゃんのお誕生日でした。
プレゼントには何がいいかと上の子と一緒に考えて、とあるゲームで使える(課金できる)通貨がいいと言い張るのでそれを送りましたが、上の子の予想どおりでものすごーく喜んでもらえてよかった…のかな?
平日の朝っぱらからFaceTimeで電話してきてくれて「OMG!(オーマイゴッド)」を連発してましたし、母親である義妹ちゃんも普通にお礼を言ってきたので問題にはなってないっぽいですが、小学校3年生でゲームに課金する世の中なのね、とちょっと複雑な心境です。

そして、彼女のお誕生日が来たと言うことは、クリスマスもそんなに遠くないと言うことです。
おそらくコロナ禍なのでみんなで集まってってことはなさそうですが、オットの家族は「毎年みんな一緒じゃなきゃダメなの!」というタイプではないのでかなり気楽ではあります。
「クリスマスは苦行だ!」とおっしゃる日本人嫁さんのお話もちらほら聞くので、むしろラッキーな部類なのかもしれませんね。

クリスマスといえばプレゼントですが、義妹ちゃんも義弟くんも「おたくの子供らは何が欲しい?」と聞いてくる人たちで、私としては聞いてくれた方がそれこそ「ゲームの課金」とかちょっと扱いに困るものをもらうよりありがたいのですが、オットは「That's cheating (それはズルだよ)」と言ってリクエストをあえて聞かずに毎年(主に私が)ヒーコラ言いながらプレゼントを選んでます。

そしてこちらにきた当初驚いたのは、イギリスではたとえそれが誰かからもらったプレゼントだとしても、気に入らなければ返品・交換をなんのためらいもなくやって、しかもそのことをくれた人になんの罪悪感もなく報告しちゃうという文化です。
お店で買った際に「プレゼント用です」と言うとレシートと値段のついていない納品書のようなものをくれるので、その納品書をプレゼントと一緒に渡し、その後はそのまま使うなり交換するなり好きにしてくれ、って感じですかね。

今はどうだかよくわかりませんが、私がいた頃の日本では自分用ですら返品交換ってなかなかハードルが高かったので、それを貰い物でしれっとやってのける大英帝国民は心臓に剛毛が生えてるんだと戦慄した思い出です。

↓きっとヤツらはこれで心臓の毛をトリミングしてるんだろうな↓