英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

キレイゴトかもしれないけど

なんかここ数日、ネットニュースのヘッドラインに「山口容疑者」がたくさん出てきていて、ファンではないですが彼のことは嫌いではなかったのでついつい読んでしまいました。
私も野次馬のひとりなので偉そうなことは言えないんですけど、彼はもう一般人になってるんですよね?
某事務所には所属してないんですよね??
だったらここまでセンセーショナルに書き立てて、写真まで掲載しちゃうのっていいのかな?
もと芸能人だから?
やったことはよろしくないことなのでそのことについてはわざわざ言うまでもないですが、でもアルコールを克服するのに周囲でいろんな雑音がしてたらストレスになってしまうのではないかと思うのですが。
つられて記事を読んだ人間が言うことじゃないですが、ヘッドラインに持ってこなければ率先して検索したり、ましてや雑誌や新聞を買ってまで追いかけることはしないとハッキリ言い切れますので、そっとしておいてあげて欲しいなぁ。

日本にいる知り合いさんなんですが、彼もアルコール依存症で、しばらく連絡もないし話のネタにも上がってこないなぁ、なんて思ってたら隔離病棟に入院していると共通の知り合い経由で聞いた、なんて経験があります。

2年近く音沙汰がなかったのですが、これを「そんなに長い間」と捉えるか「たったそれだけで済んだ」と捉えるかは正直ご本人次第ではありますが、それも踏まえて、せめて2年くらいはそっとしといてあげるというのも必要じゃないでしょうか。

しかも2年でキレイさっぱり「治った」わけじゃなくて、その先もずっと折り合いをつけて行かなきゃいけないわけですから、ホント難しいですよね。

これは反対意見もたくさんあるでしょうし、グループが解体することになっちゃったので今更もう実現はしないでしょうけど、リハビリも兼ねて「島」に常駐して作業する人になるってのも悪くなかったんじゃないかなぁ。
BBCの伝説の車番組・Top Gearの「The Stig」のように、カメラが回ってる間は一見誰だかわからない風にしておく、とか。
ライダーズスーツとフルフェイスのヘルメットでの作業は暑苦しいでしょうからなんか別の方法で。

視聴者側もそれくらいの「寛容」をもたないと、ただひたすら叩くだけじゃ治るもんも治らないと思うんですよね。
それともこの「曖昧にする」という考え方がすでに昭和の遺物なのかな…?

↓かぶるともれなくゴム臭くなるという罰ゲーム付きで↓