英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

子供からの難しい質問

うちの子になんか答えるのに難しい質問をされたので…

あ、その前に。昨日の日記のタイトルですが、機関車の運転席にいるお人形さんの名前が「アーニィ」だっておじちゃんに教えてもらったので…
なんの話だ?と思われてたらアレですので書いときます。

難問その1

「What is "asylum"?(アサイラムってなに?)」

私が知っている asylum は「難民が保護を求める・亡命」という意味で、それをどう説明したらいいのか、かなり悩んで1分くらいうんうん唸ってしまいました…
まずはその言葉をどこで見聞きしたのかを確認してみたところ「It was on the Adams Family(アダムス・ファミリーで出てた)」なんて予想だにしていなかった場所からの情報でびっくりです。

そんな文言あったっけ?
パパとママが国を追われたあたりかしら?覚えてないけど…

ダメージを最小限に抑えて教えるにはどうしたらいいだろう?と、ない知恵をフル回転させて、ここはひとつふんわりと「自分の生まれ故郷なのに、自分のせいじゃないことでそこで生きていくのが難しい人が、別の国に助けを求めることだよ」みたいな曖昧さで回答してみました。

難問その2

「What is "Visa"?(ビザってなぁに?)」

フワッと作戦はひとまず成功したのですが、今度は別の角度からややこしい質問が飛び出てきました。
asylumよりは心が痛まないものではありますが、細々した説明はめんどくさいし、たぶんそこまでは求めてないと思うの…

ってことで「外国人が別の国で暮らすのに必要な滞在証明書」とサクッと説明したら「So, Do you have an asylum visa?(お母さんは難民ビザを持ってるの?)」とかさらに角度を変えてややこしい方向に…

いっそのこと「クレジットカード会社の名前だよ」とでもすっとぼけておけばよかった…

時すでに遅し、ってことで、大まかな英国へのビザの種類と取得の条件を説明し、お母さんは配偶者ビザでイギリスに来てそのあとで永住ビザに切り替えたからずっと一緒にいられるよ、と言ってみたところ解放されました安心してくれました。

私が英国人ではないということで、いつかイギリスに住めなくなってしまうのではないかという不安がどこからか植え付けられたようで…困ったもんです。
そんなややこしい情報をどうやって手に入れてるんですかねぇ。
誰かに吹き込まれてるんじゃないことを祈ってます…

↓ハロウィンも近いからね…でれれれん・ちゃっちゃっ♪↓