英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

女王陛下万歳!

2022年6月をもって、エリザベス2世女王陛下の在位が70年を迎えるそうです。
めでたいことです。
なにがって、Bank Holiday(祝日)が2日増えることが決定したそうですよっ。

イギリスの祝日は日本のように月に1日必ずあるわけではなく、年間で8日間しかありません。
2021年だとGOV.UKのサイトから引っ張ってきたのがこちら。

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1月1日のお正月
4月2日と5日のイースターフライデーとイースターマンデーで4連休
5月3日のいわゆるメーデーと5月31日の由来がよくわかんない春の祝日
8月30日の夏の終わりの祝日
12月27日のクリスマスの振替休日と28日のボクシングデーの振替休日

ー以上!

日本はほぼ毎月祝日があって、来年祝日がないのは6月だけっぽいですね。
そうでもしないと働きすぎるのが日本人。
でも「休日出勤」という恐ろしい単語もありますのでそれでも働くのが日本人、って言ったほうがいいんでしょうかね。

それはともかく、数少ない祝日が女王陛下のおかげで1回限りとはいえ2日も増えるそうです。
仕事が終わったオットがウッキウキで報告してきました。
専業主婦の私にはそこまで恩恵はないですが、オットがご機嫌なのでよいことです。

で、5月と8月の祝日の由来くらいは調べないと日記が締らないなぁってことでGoogle先生にお伺いしてみたところ、5月末の祝日はもとはといえばイースターに関連した祝日で、Whit Sundayという聖霊降臨祭に由来してるそうです。
イースターサンデーから7回目の日曜がそれにあたるので、振替休日的に月曜にもってきてるらしいです。
8月末の祝日は、単に「夏を楽しむためのもの」だったそうで、元々は月末じゃなくて月の頭にあったのを1971年に月末に移動させたらしいです。

それにしても、昔々は33日あった祝日を1834年には「多すぎる」ってことで4日まで減少させたけど、1871年にあと4日増やしたのが銀行家であるSir John Lubbockだそうです。
そう言われちゃうと、8日で少ないと文句を言うのも申し訳ない気がしなくもなくもない?かも??
ありがとう、ジョン!

↓70年、余裕で対応できるカレンダー↓