英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

Work from home、略してWfHだそうです。

誰も大して気にしてないかもしれませんが、屋根裏の工事中、自宅勤務のオットはどこで仕事をしていたのか?というお話です。

ロックダウン当初からのオットの仕事場は基本、我々のベッドルームでした。
化粧台やら勉強机的なものは持っていなかったので、最初の2週間くらいはベッドにパソコンを置いて床に座って作業したり、腰がツラくなってきたらチェストにパソコンを置いて立って作業したり、ちゃんと座りたい時にはダイニングテーブルに移動したりと、1日中あっちこっち移動しまくる流浪の民でした。

腰が限界に近づきつつあるというぼやきが入ったところで、オットの会社が上限£250でホームオフィスのために買った物品の精算を許可しますという素敵な決定を出してくれたので、早速折り畳み式のテーブルとイスを購入しました。Amazonにはなんでもあるね!
イギリスの学科試験とかで使われているような味も素っ気もないやつではありますが、これのおかげで定位置がベッドルームの窓際になりました。

で、今回の屋根裏改装ですが、どう頑張ったって工事の音は出てきますし狭い我が家では逃げ場もないので、工事の日程が決まったところで短期貸事務所を探してみました。
上の子の保護者の方でインテリアデザイナーをやってらっしゃるお母さんが「事務所は持ってないので必要な時には短期貸事務所を使ってる」って言ってたのを思い出し、早速検索してみました。
でもコロナのせいでなのか、大部屋でデスクを貸すタイプはまだ空きがあったものの、電話会議を頻繁にするオットは個室タイプでないとダメなわけで、そこで閃いたのが町にあるビジネスホテルです。
当たり前ですけど個室だし、ちょっとしたデスクもついてるし、一番重要なWi-Fiも完備!

しかしお値段があまりにも高かったら困るよね…と言うことで検索をしてみたら、コロナの影響で宿泊客がいないので大幅値下げされてて1泊£30ですよ!貸事務所より安い!!
貸デスクが1日£50で個室だと£75ってことでしたから、どう考えたってホテルの方がお得な上にプライバシーも確保できて、なんならトイレを共有しなくていいので衛生面も上でした。

会社の決定で現在事務所は閉鎖されてて、もし開いてればそっちに行くこともできましたが、例え事務所が使えたとしてもロンドンへの往復の電車賃とどっこいくらいだったら、電車に乗らずに歩いて行けるホテルの方がリスクも低いしこの判断は正しかったと、特に誰も褒めてくれないのでとりあえず自画自賛しておきます。

屋根裏が完成したらオットの事務所にすることもできますが「窓がないのでそれはイヤ」と言われちゃいました。
そりゃそうだよね〜。
最近のオットの趣味は「家の前を通る人の観察」ですからね。

↓こういうのにすればコロナ後もいろいろ使えたなぁ。失敗。↓