英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ほーたーるのひーかーぁりぃ♪

子供が寝てからオットとNetflixであれこれ試聴して、その後オットが寝てからひとりでYouTubeやらなんやらで日本語の動画の視聴とかしちゃったりしてる不良主婦です。
こんなことやってるから寝不足気味なんだというのは分かってるんですけどね…
「自分だけの時間」ってのは、家族が寝てからでないと作れないのが主婦ですからね。

で、私の生活パターンはともかく、動画サービスってのは広告が挟まってくるじゃないですか。
会員になれば広告表示を飛ばすこともできるみたいですが、タダだから見てるケチな私としては広告はそのままにしちゃってて、なんなら季節ごとにいろいろ変わってくる内容もちょっと楽しみにしてたりします。
テレビのCMよりは全然短いし?そんなに苦じゃないです。
その広告のうちのひとつがBGMに「Auld Lang Syne」を使ってきてて、いよいよ年末に突入したのね、としみじみしてしまいました。

Auld Lang Syneというのはスコットランド民謡で、日本では「蛍の光」として日本人なら確実に全員歌えちゃうアレですね。
卒業式には欠かせない、そしてそれ以外だと、閉店近くになるとBGMがこれになるというとても身近な曲です。

イギリスに来たての年末、日本人の友人数名とイギリス人数名で友人宅でカウントダウンパーティをしまして。
テムズ川沿いでは1月1日に日付が変わったところでビッグベンが鐘を鳴らして、その後盛大に花火が打ち上げられて新年を迎えるのがロンドン流なんですが、それはテレビ中継されるので我々もそれに合わせてテレビをつけました。

テレビからテムズ川岸にいる人々がカウントダウンを始めたのが聞こえてきて、我々もそれに合わせて5、4、3…と数字を唱えます。
ゼロ!で鐘の音が鳴り響き、花火が打ち上げられ宴もたけなわですよ。
花火は大体いつも10分くらいですが、それが終わると最後に観衆から、誰ともなく「Auld Lang Syne」を歌い始め、それを聞いていた我々日本人が一斉に日本語で蛍の光を歌い出したらパーティに参加していたイギリス人がこちらを振り返って目を丸くして固まってました。

散々飲んだくれてもうみんな笑いの沸点が低くなってますから、その後はもうイギリス人が「日本人がっ…!日本語でっ…Auld Lang Syne歌ってるぅぅぅ〜!!」と笑い、日本人は「なんか蛍の光に意味のさ〜っぱりわかんない英語歌詞があるぅぅぅ!」なんて言い合って大爆笑で新年を迎えた思い出です。

↓「花火」で出てきたなんかオシャレな電球…ステキ。↓