英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

私は貝になろう。

先週末に下の子の学校から「課題を送ってますがそちらからのアップデートが滞っているようなので、お忙しいとは思いますができる限り努力してくださいね」なんて手紙が届きました。

ん〜?
「できる限りの努力」はしてるんですが、出される課題が「子供用の安全な針と、針を通すための穴が空いているフェルトを用意し、毛糸でおうちの形に縫い合わせる」とか、そんなんどこでどう手に入れればいいんですか?と。
あれとこれとそれを混ぜてスライムを作りましょう、とか、ちょーっと言われてすぐにはできないんだなぁ。

ってことで、もっぱら「YouTubeのこのビデオを視聴して感想を言わせる」とか「オンラインのこの無料の絵本を読ませて内容を理解しているか親から質問する」なんて地味なものをやってお茶を濁してたんですけどね。
それじゃダメなんだ?ふーん。(鼻ホジ)
ってことで家族会議の結果「善処はするけど約束はしないぜ」って方針を夫婦で確認しあいました。

そしたら月曜の夕方、例によってWhatsAppに、上の子と下の子どっちもうちと同学年のお母さんが「こんな手紙が届いた…悲しくて泣いた…」って写真付きで晒してきました。
いろんなお母さんが「頑張ってるのにそう言われるの辛いよね」「まだ小さいんだから気にしないでいいんだよ」なんて慰めの言葉をかけてました。

ので、「うちにも全く同じものが届いたけど私はこれっぽっちも気にしてないです。こっちはやることやっててあっちも政府の指導だから手紙は出さないとダメだろうし、個人的に受け止めなくても大丈夫ですよ。」みたいな感じで励ましのメッセージを入れたら「でも楽観的にもなれないんじゃないかしら?少なくとも前回のロックダウンの際、誰か学校に改善策の提案とかした?そういうアクションを取るのも”やれることをやる”うちのひとつじゃない?」なんて反論をもらっちゃいました〜。いぇ〜い!

いや、おっしゃってることは正論で、だからこそぐうの音も出ない。
なのでそれは甘受いたしますが、私が余計なこと言わなければ最初に泣き言を言ったお母さんがさらに罪悪感に苛まれるようなコメントも入らなかったんだろうなぁ、なんて。
私がちゃらんぽらんなのは今に始まったことじゃないし、それで叱られるのは自分が悪いのでいいんですけど、あっちは真剣に悩んでるのにかわいそうなことしちゃった…

ということで、今後はもうホントに必要最小限しか発言しないことに決めました。ええ。
後で最初のお母さんから「私だけじゃないってわかってとりあえず落ち着いた」って言ってもらって、なんで私がフォローされてんだ?と、さらに反省です。

↓貝になることだし、夏に向けて今から仕入れるか?↓