英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

Lupin(ルパン)

って言われると、日本人だと「三世?」って思ってしまいますが、Netflixで放送されているフランス語のドラマの話です。
オットが「評価がいいらしいよ」とフランス語音声、英語字幕で見始めたのですが、いやぁ、もう、ついていくのに必死ですよ…

これがまた面白いから余計に悔しいというか。
英語音声にすればいいじゃんって思うかもしれませんが、言葉と口がズレるのが気になるし英語字幕でなんの不便もないからオリジナルで観たいとオットに主張されちゃいました。
外国語能力、壊滅的なくせに…むき〜っ!

その昔、ユーロスターでパリに行った際、当時のロンドンはラーメン砂漠で美味しいラーメン屋さんは存在せず、パリのオペラ座周辺が日本人街っぽくなっててラーメン屋さんがたくさんあるよって日本オタクのフランス人同僚に教えてもらってわざわざ行ったことがあります。
行ってみたらどこもほぼ満席状態で、しばらく並んで待たないと入れない状態だったので否が応でも期待が高まります。

いざ入店しメニューを見ると、フランス語で書かれているのはもちろんですが、中国語、そして微妙に怪しげな日本語の表記で、店員さんを観察してみると全員中国人。
ひとまず注文の方はメニューを指さしてことなきを得たのですが、問題はお会計ですよ。

食べてる最中に伝票を置いてってくれればそれでどうにかできると思っていたのですが、食べ終わっても伝票は届かず、どーしよーかなぁ〜?と隣近所のテーブルを観察していたら、日本人女性が店員さんを呼び止めて何かフランス語でお願いしてます。
すると店員さんが伝票を持ってきて、女性はお会計を済ませて「Merci」とか言いながら優雅に席を立ちました。ラーメン屋だけどさ。

真似、するしかないよね…

なので頑張ってフランス語っぽく「Excusez-moi, l'addition s'il vous plait(すみません、伝票をください)」と同じ言葉を真似っこしてオットにものすごーく尊敬されましたが、アンタ、学校でフランス語習ってるはずよね…?
口頭で金額を言われたらさっぱりですが、無事合計金額が書かれた伝票を渡されたのでさっくりお支払いして優雅に(ラーメン屋ですが)席を立つことができました。
坦々麺、美味しゅうございました。

Lupinを観ながらトリックにワクワクしつつ、考えることはラーメンという食い意地の塊な私。

↓レンゲは丸い方が食べやすいと思うの↓