英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

イギリスで馬を買う

先に言っておきますが、私が馬を買ったとか買う予定があるとかいうわけじゃないです。
前職での雑談でちょっと聞いた話&ちょっと自分で調べてみただけのネタですので悪しからず。

イギリスで馬を買いたい。
そう思ったらどうすればいいの?と馬主さんに聞いたんですが、私が聞いた人は「知り合いの農場から買った」と言ってました。
犬で言うならブリーダーさんみたいな感じですかね?
それ以外にもRSPCA(The Royal Society for the Privention of Cruelty to Animals : 英国王立動物虐待防止協会)でも馬を扱ってるそうですし、オンラインでブリーダーさんを見つけたり、最近ではFacebookでも探すことができるとか。

とりわけ聞いてもよくわからないので、きっと素人さんが手を出しちゃならないのが「オークション」です。
何が一番よくわからないかって、使用される通貨が「Guinea(ギニー)」なんだそうです。
ポンドじゃなくて、昔のイギリスを舞台にした小説とかでしか聞いたことのない単位である「ギニー」ですよ。
しかもちゃんとレートがあって、現在は1ギニーが£1.05なんだそうです。
でも、売主には1ギニーは1ポンドとして渡され、残りの5ペンスはオークション主のコミッションとして取られるそうで、買主はやっぱり1ギニー=£1.05のお支払いになる、と。

なので、オークションで値が上がっていくたびに「これって現実では何ポンド?」と頭の隅で計算しないといけないわけで、それがめんどくさいのと、下手したら予算を大幅に越えちゃう可能性もあるわけで。

なお、オークションですごい馬を買うんでない限り、小さいポニーなら数百ポンドから買えるそうです。
平均で言うと1000ポンドくらいだそうで、そう考えると下手な血統書付きの犬よりお安いですが、飼うためのスペース、何よりも食べる量とか運動量は犬の比じゃないので、相当の覚悟が無いと手が出せる動物ではないですよね。
それでも飼う人は毎日朝4時に起きて納屋まで車を走らせて掃除、運動、飼葉の世話をしてから出社して、定時で上がってすぐにまた納屋に飛んでって世話をして、という生活をしても苦にならないって言ってました。すごいなぁ。

昨日の話題で馬が出たので思い出した話でした。

 ↓私が買える馬はこれかな…↓