英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

勝手に想像して勝手に不安になってる私

どこで仕入れてきた情報なのか、上の子が「Girl's Day(ひな祭り)ってカラフルなキャンディを食べる日なんでしょ?」と聞いてきました。
まずキャンディじゃなくて「ひなあられ」ですからね。
そんでもって「ひしもち」なんてのもありますが、メインはお菓子じゃなくて女児の成長を祝うって趣旨なんですが、それを言ったら「じゃあ明日は一緒にキャンディを買いに行こう!私、女の子だもん!」と、何ひとつわかっちゃいない…

いや、だからキャンディじゃなくってさ…とこちらも粘ってみたら「う〜ん。じゃあしょうがないから一緒にMochiを作ってあげるよ?」だそうです。
それこそこっちのセリフだっ。
ってことで、しょうがないから明日はひしもちを作らないといけない人になりました。
食紅がないから買いに行かないと…作っても一口しか食べてもらえないから私が全部食べる未来が予想できる…

雛人形は日本の実家に立ち雛があるんですが、それはそれとしてこちら用に豆雛もあるにはあるんですよ。
でも前もって飾るといつの間にやらお内裏様とお雛様が生き別れになって探すのが大変なので、毎年ひな祭り当日にお出ましいただいて、夜には速やかにご帰宅願っておりました。
今年もそのパターンで飾る予定ですが、オンライン授業で上の子が余計なことを言って、タイミング悪くそういうのが好きな先生がオンライン授業の担当しちゃってたら「その話、ライブで詳しく!」とか依頼が来そうでちょっと不安なんですよねぇ。
他の先生は「ふ〜ん」で流してくれそうだからいいんですけど。

何が不安って、3月って「女性史月間」とかいうものらしくてですね、女児にスポットライトが当たってるのはとりあえずいいんですが、さらに具体的なお祭りの内容について、はるか昔の価値観をどう説明したらいいのか…
災厄を人形(ヒトガタ)に移して川に流して払う儀式が転じて人形(にんぎょう)を飾るようになった、まではいいんですが、じゃあなんで結婚式スタイルなのさ?とか聞かれたら困るような気がするの。
各家庭でどう教えようと知ったことではないですが、だからこそこのご時世の学校で「女子の幸せとは〜」なんて説明をぶちかませる勇気は持ち合わせておりませんで。

あ。そう先生に言って断ればいいんですかね。
依頼が来る前から断る言い訳を考えてるあたりでダメダメですね。

↓こういうのは可愛いかも↓

今週のお題「雛祭り」