英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

損得勘定でいいのか?ま、いいか。

オンライン授業最終日である金曜、先生方は月曜からの登校再開に向けて準備を進めるってことで授業はまるッとありませんでした。
一応朝のホームルームはあったんですが、終わりのホームルームは「参加したかったらどうぞ」くらいの緩さで、そのせいもあって上の子がはっちゃけました。

朝からちょいちょい調子に乗ってたので昼ごろに割とガッツリ目に叱ったんですが、叱っている間は下の子は非常に容量よく自分の部屋でお人形さんと遊んでたりリビングで大人しく絵本を読んで、さも「何事も起こっておりません」という風で。

その姿を見て、数年前に一時帰国した際に会った私の姉が「あんたはいつも容量よく立ち回って、叱られるのはいっつも私だった」とぼやいていたのを思い出しました。

そりゃ、まあ、物心ついた頃には姉は私よりも活発に動けて知能もついてて、そうなると親から叱られるのは姉の方が断然多くなるし、その場面を見て学習する機会があった妹としては「あれをやると叱られる」と事前に情報が入るから回避できただけの話です。
でも姉はそんな見本がなかったからOJTで文字通り叩き上げ学習ですから嫌な思いも私よりたくさんして、それって不公平じゃない?と若かりし頃は思ってたそうで。
今は思ってないらしいですけど。念のため。

あんまり上の子ばっかり叱ると将来のきょうだい仲が私と姉のように妙なこじれを起こしちゃうかもしれない?
でも、叱らないでほっとくわけにもいかないし…
なんて思い「言われたことを言われた時にやっちゃえばそれで終わるのに、やらずにゴネるから叱られて、やりたくない気持ちが強くなって余計に時間がかかるでしょ?本当なら5分で終わることなのに1時間かかったら何分の損ですか?」と算数の問題にしてみたらお説教より彼女の心に響いたようで。
いつもなら「歯磨きの時間だよ」と声をかけても実際に歯を磨くまで10分くらいかかるところを、金曜の夜はさっと立って歯を磨いて「Now I've got my 15 minutes!(15分の自由時間だ!)」なんて小躍りしてました。

歯を磨いたらさっさと寝る!と思いつつも、まあ、一応私の言ったことを彼女なりに理解したようなので「美容ごっこ」と称してちょっといい香りのハンドクリームを使ってハンドマッサージをしてみたら大喜びでした。

よかった、の、かな?

ロクシタンはヴァーベナが好き↓