上の子がパイレーツ・オブ・カリビアンを観る！とお隣のシャーリーちゃんに感化されて提案をしてきたので、Disney＋にあることだしオットと子供らが仲良くソファでブランケットにくるまりながら視聴している間にコソコソと家事を進めておりました。
リビングに降りてきて途中から一緒に観ていたのですが、ジョニー・デップもオーランド・ブルームもわっかいなぁ…
などと本筋とは違う思考に走って、連想ゲームで前職での出来事を思い出しました。
とあるポジションに空きが出たので求人をかけて、いろんな応募者の中からCVをより分けてーという作業をしていたら、とても特徴のあるお名前の方から応募があり目に止まりました。
CVの内容を見てみると、今回のポジションに合いそうだったのでマネージャーに転送し、面接アレンジの依頼が来たのであれこれやりとりをし、面接当日、受付から会議室までのご案内となりました。
その道すがらに雑談をして、その時にもし気になることや特徴的な会話をした場合、後ほどマネージャーにその旨を伝えるってのも実は面接のうちのひとつな訳ですが、その候補者との会話がなかなか印象的でして。
候補者さん、実はパイレーツ・オブ・カリビアンのとあるキャラと同姓同名で、映画の方が候補者さんが生まれた後に公開になったにもかかわらず、大ヒットしちゃったもんだからそれ以降散々名前のことでバカにされたりネタにされたりしてうんざりなので現在改名手続きをとっているんだけど、もし入社できることになったらその頃には名前が違ってるけど差し支えはないだろうか？という質問をされてしまいました。
もちろん”問題”にはならないんですが、その改名ってのが、名前の方だけじゃなくて氏の方も変えるというなかなか大胆な予定だそうで。
松本人志を松本孝弘に変えるくらいじゃなくて、片桐はいりから今井美樹くらいの飛躍の仕方で…
イギリスは改名手続きが日本ほど難しくないとは聞いていましたが、ここまで大胆な変え方をするくらいイジられまくったのが辛かったんでしょうね。
日本だと改名はかなり難しいらしいけど、イギリスでは簡単なんですねぇ。
私もイギリス国籍を取得したら「エマ・ワトソン」とか「ヴィクトリア・ベッカム」とかに改名できちゃうんだぁ、と。
絶対しないけどさ。
その候補者さん、結局入社することになって”問題”にはまったくなりませんでしたが、しばらくの間”話題”にはなってました。
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