英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

マレットでめぐるロンドン近郊仮想旅行

嵐だったので学校の送迎以外は引きこもっていたため、なんの事件も起きませんでした。
煙突に風が入ってきて暖炉から「ボボボボボボボ…」って聞こえる音を噛み締められたことがちょっと嬉しかったかな。
だって、子供が家にいたらそんなことに構ってられないじゃないですか…

しかしそれだけじゃ書く意味がないなぁ、今日はお休みしちゃおうかなぁ?
でももう少しで365日連続投稿に成功できそうなんだよなぁ〜、なんて、誰に強要されたわけでもないのに続けることが義務感になってきて(例のインタビュー以外の)ニュースを漁っていたら「マレット復活」なるネタ記事を発見しました。
マレットってなんぞや?と思ったのですが、記事についている写真を見て「なーんだ、ジャンボカットのことかぁ」と瞬時に理解できてしまった私はやはり昭和の人ですね。

news.yahoo.co.jp

2年前にブライトンに来てマレットは自分ともう一人だけだった、と言ってるオーストラリア人青年の話が載ってて、もし彼が「Only Mullet on the beach」であることを誇っているのであれば余計な情報かもしれませんが、10年以上前から何度も見かけている髪型ですので、記事が言うほど絶滅危惧なスタイルではないですよ。

じゃあどこに行けば見られるのかってことですが、テムズ川をひたすら下って行って海と接する河口の北側の町であるSouthend-on-seaでモリモリ見かけました。
この街はロンドンっ子が「ちょっとビーチ気分を味わいたい。できれば砂利じゃなくて砂浜がいい。」って時に日帰りでも行ける距離なのでそこそこ人気ではありますが、そこまでメジャーではないというかブライトンとはちょっと違うテイストですので、そこがマレットさんたちを惹きつけていたんじゃなかろうか、と思います。
なんたってEssexだし。

まあ、男性の髪型を観るためだけにわざわざ行く必要はないですが、どっちのビーチにも「Pier」がありまして天気が悪くても楽しめますよ。
本来Pierは”桟橋”の意味ですが、ここでは”遊園地”とか”ゲーセン”だと思っていただければ。
まあ、その周辺にマレットさんがたくさんいるんですけどね…

あ、ブライトンでもマレットの男性は見なかったけど「おばちゃん」ならいたな…
そして安定のカムデンにもモヒカンさんに混じってマレットさんがちらほらいたりしましたね。

↓Mullet please って例文はさすがにないだろうなぁ↓