英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

涙のわけ

よく「歳をとると涙もろくなる」っていうじゃないですか。
それを最近結構実感してるというか、これがホントにそれなのかちょっと疑問というか、変なところでスイッチが入って泣けてくるってことがありまして。

ちょっと前はニュージーランドラグビーで有名な「ハカ」を見ると無性に泣きたくなるとか、どこの国でも関係なく、昔ながらの民族音楽とかで鼻の奥がツーンとしてきたりしてました。
ヘタしたら、タモリハナモゲラ語の「ソバヤ」ですら泣けちゃうんじゃないかってくらい。
あ、このネタって昭和すぎて知ってる人いないかも…タモさんがサングラスじゃなくて眼帯だった時代の話ですから…
日本のものだと雅楽はそうでもないんですが津軽三味線は刺さるとか、なんか日本だけ細分化されてるのは私が日本人だからなんですかね。知らんけど。

まあそんな感じで、日常生活では街中で突然見たり聞いたるする機会はほぼないのでスイッチが入って困るってことはありませんでした。

ところが金曜の昼の話です。
スーパーに買い出しに出かけたのですが、大量に買い込むのでもちろん車で出かけました。
ラジオは例によってBBC Radio2で毎度おなじみのジェレミーがリスナーからのお便りを読んでて、それが「さっきコロナワクチンの接種に行ってきたんだけど、有名人がボランティアで受付やっててテンション上がった!」とか「私が行った会場では俳優の誰それさんがいた!」なんて読み上げてました。

そこでなんでか泣きそうになってる自分…なぜだ?
劇場が閉鎖されて映画やドラマの撮影も止まってて、でも仕事がないって腐らずに自分にできることを黙々とやってるって内容が刺さったんだと思いますが、まあ、何か嫌なことがあったらとことんまで腐る自分と比べるのすらおこがましい善行に尻尾を巻いて逃げてる状態なのかしら?

おばちゃんはもう今夜は泣ける昭和歌謡YouTubeでひたすら視聴します…
まずはこれから…あ、これは平成だ…

www.youtube.com

↓職場に一時帰国のお土産で持ってったら大人気でした↓