英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

詐欺電話

今朝、洗濯物を干していたら携帯に電話が入りました。
ちゃんと相手側の電話番号も表示されてて、020から始まるロンドン市内の回線電話だったのでどっかの会社だろうなぁ、たま〜に昔登録したリクルートエージェントからお仕事のご案内とか言って電話が入ったりもするからそれかなぁ、なんて思いつつ取ってみました。

すると男性の声の録音で「HM Revenue and Customs(歳入関税庁つまり税務署)の代理で電話をしております。あなたのTax Fraudの裁判についてお話がありますのでこちらの電話番号まで必ず折り返してください。番号は…」なんて言われちゃいました。

あっはっは〜
ねぇねぇ知ってた?
脱税ってのは収入のある人しかできないんだよ?(自虐)
絶賛無職中の私が脱税なんてどう転んでもできるわけないし、仕事を斡旋してくれるってんなら喜んで納税いたしますのでぜひよろしくお願いします〜❤️
もちろん合法的な仕事で。

そもそもの話、訴えられたことがないので本で読んだりした知識だけでいうと、日本もきっとそうだと思いますが、こういった大事な話は書面で連絡が来るわけですよ。書留かなんかで。
それを自動音声アナウンスの電話一本で裁判まで持ってくわけないじゃん?
しかも言うに事欠いて「折り返せ」なんてどこまでバカにしておられるのですかって話で。
ということで無視一択ですがきっと根が真面目だったり心配性だったりで騙されちゃう人もいるんだろうなぁ、なんて思ってかかってきた番号をググってみたらこの電話番号から同じアナウンスをされた人がたくさんいるみたいで、しかもこの番号は持ち主が外国で登録されているそうで…どういう仕組みなのかしら?
昨今はIP電話なんてもんもあるから、イギリス国内の電話番号を介してどこか海外から詐欺行為をしてるってことですかね?

そういえば数ヶ月前には「Income taxの過払金返還についてお電話しております。あなたの指定する銀行口座に送金いたしますので詳細をこちらまでお知らせください。」って自動音声の電話がかかってきたこともありました。
収入がないから過払いしたくてもできないんだってば。

コロナ禍で詐欺師さん達の在宅勤務がはかどっちゃってるんですかねぇ?
皆さんお気をつけくださいね。

↓こんな便利なものがあったのか…早く言ってよ…↓