英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

私、悪くないよね…?

2時からクライアントと会議だから、できれば子供らを連れてお散歩に行ってくれないか?とオットからお願いされてしまいました。
基本的には大騒ぎすることはないのですがそれでもケンカする時はするし、社内ミーティングなら笑って済ませられますが、今回はちょっと融通が利かない相手みたいだったので。
別にかしこまってお願いされなくても、家に引きこもってるのもアレですから公園に連れて行くのはやぶさかではないし。

そんなわけで二人を連れて公園に行ったのですが、繁華街近くにある公園ではティーンの皆様が大はしゃぎしてまして、ブランコをぶん投げて一回転させてチェーンの部分を短くして乗る、とかの迷惑&危険行為をしてたのでそこから徒歩5分くらいにある別の公園に移動することにしました。

公園のゲートを抜けて道路に出てすぐのあたりで、私と同年代くらいの男性がしゃがみこんで小動物を入れるゲージの中を不安そうに見つめてました。
下の子が「Pui Pui!(モルカーにハマってます…)」と私の手を引っ張ったので男性もこちらに気がついて「あ、ごめん、邪魔だね。」と横に避けてくれました。
上の子が「What's that?(それなあに?)」と男性に聞き、男性は微笑みながら「It's a guinea pig. I've just took him to the VET and checking if he's OK.(モルモットだよ。動物病院から戻ってきたところで大丈夫か確認してたんだ。)」なんて強い東欧訛りで教えてくれました。

そしてその微笑みを私の方に向けながら「My daughter went to same school as your girl.(うちの子がお嬢さんと同じ学校だったんですよ)」なんて言われちゃいました。
え?誰?
Infant school(低学年の学校)からJunior school(中〜高学年)に上がった時に転校してったのは男の子が一人だけのはず…
お嬢さんは今はどちらの学校に行かれてるんですか?と丁寧に聞いてみたら、うちの町にある大きめの私立の学校の名前が出てきて、ますます混乱。

私の混乱を読み取ったのか、男性は上の子に「Do you remember Sophie at XX?(XXで一緒だったソフィーって覚えてる?)」と静かに微笑みました。
XXってナーサリーじゃないか!Schoolっていうから小学校だと思ったよ!
4年前の話だし、送迎だけで親御さんとの交流なんて1mmもなかったんだから覚えてなくても許されますよね…

一応「あー!お元気そうで何よりですぅ!」なんて相変わらずの適当っぷりは発揮しておきましたが、なんか、男性の佇まいが寂しそうというか儚げでかわいそうというか…記憶力悪くてすみません…

↓セルジュっぽい雰囲気の男性だったので、印象的ではありましたが…↓