英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ひたすら浮かれポンチ

日曜の午後。明日からイングランドでお店が再開するということで、街の様子がどんな感じか偵察してみようということになってお散歩がてらハイストリートをのぞいてきました。

クリスマスのディスプレイのままだったお店が「50〜70%OFF」の張り紙を出してて在庫一掃セールを企んでいたり、年明けから「隣町のお店をご利用ください」の張り紙が貼られていたお店が「12日朝9時開店」の張り紙に切り替わってたり、なんだかこちらもワクワクしてきちゃいます。
買わないといけないものってのもないので、下手にお店を覗いちゃうと散財しちゃうんじゃなかろうかと不安でもありますが。
ちょうど昨日見てたドラマで「Wantなのは分かったけど、それは本当にNeedなのか?」と子供に説教する親御さんのシーンがあって、まるで私が説教されてる気分です。

パブやレストランなんかも、外に席がつくれる店舗は開店準備のためだと思いますが、店内に電気がついていて中では人の気配がしてました。
洋服屋さんのディスプレイを変えている人と目が合っちゃって、小さく手を振ってみたらものっすごいにっこりされちゃったし。こっちがちょっと恥ずかしい…

この開放感はとても嬉しいですが、だからこそこれでまたロックダウンとか言われたらきっと暴動が起こるだろうな、なんてネガティブな私が顔を覗かせてきました。
でもいつも通らない道から家に帰ってる途中で私設図書館を見つけて、ちょっとだけその考えを忘れさせてもらいました。

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近所に図書館がなくて、なおかつ移動図書館もコロナのせいで来なくなっちゃった田舎の方で、使われていない電話ボックスに本を置いておいて「ご自由に持ってって、読んだら戻してね」みたいなことをやってるのは知ってましたが、うちの近所でもこんなおしゃれさんなことになってたとは。

なんだかもう、とにかくウキウキさせられちゃった1日でした。
明日は子供らの学校も始まるし、自由時間にまた調子に乗って腰をやっちゃったり、散財しないように本気で己を締めてかからないと…

月曜の朝イチのアレクサさん情報によると、めっちゃ浮かれポンチになったパブのオーナーが昨夜0:01に、待ちきれずにご自分のパブを開店させたそうで、ラジオだったので映像はありませんでしたが背後に「ざわざわ」「かちゃかちゃ」結構な人の気配がしてました。
日曜の深夜にパブで飲むって、これは通勤がなくなって自宅勤務だからできることなのかもなぁ。

↓上の写真の本が入ってる箱を見るとこういうことしたくなる…↓