英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

深夜のためにならない考察・タトゥーについて

ちょっとだけ物申したい気分になったので吐き出します…タトゥーについて。

いまだに日本では「タトゥーお断り」の銭湯や温泉があるとことあるごとに話題に上ってますし、オリンピックが決まった頃には結構白熱?した議論になってたように記憶してます。
そしてここにきて、芸能人?有名人?がタトゥーを披露したことに賛否両論だのなんだのってネットニュースを見かけてモヤモヤしてました。

そしてさっき。
オットがNetflixアメリカで作成されたとあるコンペティション番組を見てて、日本人女性が出演してて結構いいところまで進出してるんですが、その人が「Stigma」と題して作品を作り、その作品の説明で「日本文化の中で、私がタトゥーを入れたことによる世間からの烙印」みたいなことを言ってました。
司会の方が「日本でタトゥーをしてるとギャングだってみなされるからね」なんて感じで補足を入れてまして、他の審査員もそれを聞いて「やれやれ、そんなことくらいでねぇ?」みたいな態度だったんですが…ちょっと待てよ?と。

一番わかりやすい例だと、Trolls World Tour(邦題:トロールズ ミュージックパワー)でブランチがロックゾンビにされちゃって「見えない場所にタトゥーを入れようぜ!事務職に就く可能性もあるからな!」と吠えるシーンがありますが、それが少なくともアメリカの現状を物語ってるんじゃないでしょうか。
Ralph Breaks the Internet(邦題:シュガー・ラッシュ:オンライン)のペネロペが歌うシーンでも「ワルな世界」へのメタフォーとして「顔にタトゥーを入れるよ!」っておっさんが出てくるわけで。
イギリスも同様で、タトゥーをしてれば毛嫌いはされなくとも「区別」はされるし。
むしろイギリスの方が態度に出さずに「区別」するからもっと怖いかも?

まあ、「欧米では受け入れられてる!」という論調で「だから日本でもタトゥーを受け入れろ」と主張するのはちょっと違うぞ、と言いたいだけです。
事務職に就く可能性があるなら「見えない場所に」入れるって、ブランチが暴露してますからね。
アメリカ製のキャラが「よく考えて入れろ」って言ってることですし、逆にアメリカさんも前述の「やれやれ」みたいな態度で誤魔化さないで現状を認めて欲しいな。
そこからどうするかは…知らんです。好きにして。

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