英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

猫死亡話注意

夜、子供らが寝る時間のちょっと前にイトコちゃんからFaceTimeがかかってきました。
上の子が喜んでお話を開始したのですが、どうやら画面に何かが映り込んだようで「Hey, what was that crossed in front of the camera?(ねえ、カメラを横切ったのは何?)」と聞いてました。
おそらく飼ってる猫さんか犬さんだろうと思ったのですが、漏れ聞こえてきたのは「Ah, that's our new cat. Miro has been runned over by car so we've got a new one.(ああ、新しい猫だよ。マイロ(先住猫)は車に轢かれちゃったから新しい子もらってきたの)」などと、事もなげにさらっと言ってのけてるし…うひぃ…

中途半端な田舎である我が家の近所でも、ウサギさんやら大物だと鹿さんあたりが車に跳ねられてお亡くなりになってることがちらほらありますが、イトコちゃんちの方はまごうかたなき田園地帯なので、ちょこっと車を走らせれば野生動物が潰れてることは日常茶飯事ではありますが、いとこちゃんってば自分ちの飼い猫でもそんなにドライなのねぇ…
引きずるのがいいことだとは言いませんけどね…

それで思い出した昔の同僚が教えてくれた話。

ある人が、友人が旅行に行っている間に犬の世話をしてくれと頼まれました。
1週間友人宅に泊まって面倒を見るということになりそのようにしたのですが、最終日に犬が何かを誤飲してしまったのか、動かなくなってしまいました。
慌てたその人は、キャリーケースが見当たらなかったので犬をスーツケースに詰めて、友人が置いていったメモにある動物病院まで連れて行くことに。
しかしその病院は地下鉄で数駅先。
ロンドンの地下鉄はエレベーターやエスカレーターがないことが多いので、その人も犬の入った重いスーツケースを抱えてヒーヒー言いながら階段を登っていました。
すると、親切な男性が「お手伝いしますよ?」と声をかけてくれたのでお願いすると、男性はスーツケースをひったくって猛ダッシュ
ひったくりに荷物を持っていかれたその人は、慌てることなく友人に電話をして「犬は出先で連れ去られた」と報告したそうです。

イギリス人は「犬の処理の手間が省けてよかったねー」と笑い、日本人はドン引きするというジョークだそうで。

長いことイギリスに住んでますが、いまだに笑いどころがわからない…

↓ペット帯同の駐在さんも増えてますからね↓

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マイロさん…RIP…