英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

子供のメンタル

イギリスの夏休みは年度末の長期休暇なので宿題ってもんがございません。ってしつこい?
まあそんななんで、こちらがテコを入れないと、というか入れても頑として動かない我が娘。
そんな上の子を見てオットの鶴の一声がかかり、強制的にキャンプへ送られることとなりました。
って言っても、人気のキャンプとか長期のものは夏休み前からすでに予約で埋まってますので、隣町の私立学校で開催されててプールとか楽しげなアクティビティのあるところをどうにか見つけて、週に1回か2回潜り込んでるような感じです。

私が車で送り、その足で買い物を済ませて帰宅、お迎えの時間までは下の子と遊びながら数のお勉強とかアルファベットを教えたりとか、何気に充実しちゃってます。
上の子は彼女なりにお友達を作ったり、いろんな遊びやアート活動とかやってかなり楽しんでるので罪悪感はないです。
あっちもあっちで何やら「算数ゲーム」とかやってるらしく、私にはもうついていけないから外注外注。

で、金曜日も上の子は元気に学校に飛び込んで行き、私もいつも通りのルーティンをこなして夕方迎えに行ったところ、上の子がぴーぴー泣きながら教室から出てきました。
つれてきてくれた若い指導員さんは「うわぁ…親がキレたらどうしよう…」みたいな顔。
とりあえず何があったのか本人に聞いたのですが泣きながら「車で話す…」としか言わないし、指導員さんの方に視線を送ったら「男の子からからかわれて、向こうに指導して謝らせてありますので解決済みです」と事務的な答え。

まあ、怪我させられたとかじゃないから、とりあえず本人の口から何があったのか車で聞いてみたら
「He kept calling me "Dora the Explorer"(私のこと「ドーラ」ってずっと呼ぶの)」
「I asked him to stop it but he didn't(やめてって言ってるのにやめてくれないの)」

うん。なるほど。
私が首を突っ込むようなことではないけど、本人は嫌なんだよね…うーん…
正直、髪型が短めのボブで、日本人の血が入ってるから日焼けしていい感じに小麦色になってるし、似てるっちゃ似てるけど、それを親の私が言ったらマズイ状況だよねぇ…

「If he says it again then call him "Boots". (また行ってきたら彼のことを”ブーツ”って呼んでみなよ)」
「Just keep reply "vamonos Boots" (ひたすら”ブーツ、行くよ”って返事するの)」
と、「遠回しに相手のことを”サル”と呼べ」なんて教えてみたい衝動に駆られましたが、ドーラって呼ばれて泣いちゃうメンタルではその後の応用はできないだろうなぁ。
相手が嫌味に気がつくような子だったらさらに高度な応用が必要だし。

ま、心配しなくても、次回会ったら何事もなかったかのように一緒に遊ぶのがうちの子なんですけどね。
メンタルが豆腐なんだか鋼なんだか、親の私もイマイチよくわかんないわ。

↓小さい頃は好きだったくせに↓