英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

義父、通常運転。

ここ数日グチグチしつこかったので、ちょっとだけ笑えたネタを。

夏休みに義実家へ行ったじゃないですか?
いや、行ったんですよ。
で、お呼ばれされて一緒にお夕飯を食べてきました。
子供は食べたらさっさと遊びに行きたいのでテーブルを離れて、義母が出しておいてくれたドールハウスでキャイキャイと遊んでました。
大人組は義父がコーヒーを入れてくれたので、テーブルに座ったままマッタリと世間話。

昨年、義祖母が亡くなったんですが、その葬儀の際に義母が形見として一枚の油絵を義祖母宅から持って帰ってきていて、それの修復が終わったって話になりました。
ものすごくどんよりと暗くて、何が描いてあるのかイマイチよくわからない絵だったのですが、修復が終わったその絵は、どこか南国の月夜の海岸に小舟が浮かんでいる情緒のある風景画でした。

ひとしきりその絵の話で盛り上がったところで「そういえば」という感じで義父が遺産の話を始めました。
関係ないので無視しようかと思ったら、義父母のご友人のご家族が亡くなってそこで遺産相続で大モメしたというジューシーなゴシップで義母もそっちの話題に参加し、私もとりあえず面白そうなので聞いてました。
それにしても田舎の年寄りは地獄耳というか、ゴシップ大好物なんですねぇ。

ゴシップの内容ってのが、ご友人ご本人もかなりの資産をお持ちなんですが、亡くなられたお父様がこの辺の地主だったということで、大きなお屋敷とその他諸々が残されました。
お母様はもうすでに鬼籍に入られてて、ご友人は数年前に離婚して独り身。
ご兄弟二人は婚姻続行中。
遺言には長男で独り身のご友人に多めに、というか資産価値が高いものを残すと書いてあって、それが原因で兄弟が分裂した、なんて感じで想像していただければわかりやすいかと。

そんな内容をひとしきり語った後で義父が「しゃーくちゃん、遺産相続で揉める一番の原因ってなんだと思う?」と聞いてきました。
まったくわからないので「葬式代だけ残して使っちゃえばいいんじゃないかなぁ?資産がなければ揉めないでしょ?」なんて感じで適当に答えたんですが、そこで義父がニヤッと笑って一言。

「Nope. It's always the wives makes it complicated!(ブー!いっつも”妻”が揉め事の原因なんだよ!)」

いや、ドヤ顔でそんなこと言われても。
いい嫁はもうとっくに終了してるので「Oh, then make sure you leave the amount worth for me to mess around.(あら、じゃあ、引っ掻き回すだけの価値がある遺産を残しておいてくださいね〜)I am so ready for it!(いつでもどうぞ!)」と言い返しておきました。

↓義父へのクリスマスプレゼントが決定しました↓

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関係ないシリーズ。今年も始まりました。Sainsbury'sのカードコレクション祭。今年こそはコンプリートできるかな?