英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

頼りにしてます!

昨日は不安を吐露しましたが、月曜の朝、下の子を学校に送った足でそのまま家のほうに行ってみたら、大工さんもすでに家にいてコーヒーを淹れてるところでした。
とりあえず杞憂に終わったみたいで、よかったよかった。

週末に遠くに出かけると聞いてたので、無事に来てくれてよかったわ〜、なんて声をかけたら

「日曜の帰り道はどこのスタンドも空っぽで、仕方ないから今日は朝6時に家を出て一番近いガソリンスタンドに並んで、自分の番が回ってきたのが7時半だったよ」

だそうで。
そこまでしてちゃんと出勤してくれる大工さんでよかった…
並んでる最中にケンカがおっぱじまったりしてだいぶ殺伐とした朝だったらしいです。
義父に空の猟銃を手に持ってもらってニコニコ笑ったまま助手席に座っててもらわないと、私なんかはケチョンケチョンに叩きのめされるんじゃなかろうか?なんて妄想をオットに言ってみたら「その手があったか!」とか言ってるし。
やらないって。

以前仕事でちょっと絡みのあった大工さんなんて、うちとは関係ない現場で作業中にネイルガンで自分の足を撃っちゃうという事故を起こした方がいて事故そのものは可哀想ではあったんですが、保険で「彼の」給与は保証されて「彼の」生活には支障が出なかったんですけど、休んでいる間は作業が進まないじゃないですか。
だけど休んでてもお金は入ってくるから味をしめちゃって、完治してるにもかかわらずそれからさらに1年ほど遊んで暮らしてたアホ猛者がいましたから。
保険会社もちゃんと調べてくれよ…ってことでチクってやろうかと思いましたが、どこの保険会社を使ってるとかの話は一切出してこなかったですからね、あいつ。

そんな経験があるからうちのキッチンをやってくれてる大工さんをちょっとでも疑ってしまいましたが、とりあえずそれは告げずに「朝っぱらから大変だったねぇ」と誰でも言える感想を漏らしたら「大工だって信用がないとビジネスにならないから必要ならそれくらい当然するさ」なんて爽やかに言われちゃったりして、もう惚れてまうやろ、と。

まあ、大工さんは来てくれましたけど、今日配送される予定だったものは全部「遅延」のお知らせが来たそうで。
「それがなくても別の作業をするから大丈夫だよ」って優しく微笑む50絡みのおっさん。
この人にお願いしてホントによかったわぁ😭

↓あまりに感動したので仕事が終了したらお礼にこれを贈ろうかとかトチ狂っております。現場でもちゃんとしたコーヒーが飲めるじゃん?↓