英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

イギリスの暗ーいニュースあれこれ

月曜の朝、チャールズ皇太子BBCの朝のニュース番組で環境問題についてのお考えを述べられてるインタビュー映像が流れてました。
環境問題について語るのはもうたくさん、実行に移さないと意味がない、といったことをおっしゃってましたが、環境過激派が道路封鎖をした最近の話については「憤りは理解できるけど(その行動は)役に立たない」と一刀両断してました。
インタビュアーに「現政府は環境問題についてきちんと仕事をしていると思われますか?」と質問されて「それは私には答えられないよ」とか苦笑いしてるあたりに政治に口を出せない王族としての”縛り”を感じましたが、それが王族ってもんなんでしょうねぇ。(誰とは言わないけど…ね?)
正統派ロイヤル英語を聞けるチャンスですので是非ご覧ください。

それにしても、いつ見ても困り眉なおじいちゃん…

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それとちょっと似て非なるニュースを数日前に見たのですが、養豚農家さんが涙ながらに声を詰まらせつつ視聴者というか世の中全体に助けを求めていました。
その内容ってのが、コロナやBrexitのせいで屠殺・解体が思うように進まず、今後は週に80頭ほどは出荷されることなく射殺後に焼却処分される、というだいぶショッキングなお話でした。
食べてもらうために育てているのであって、ただ殺して処分するために育てているのではないと嗚咽に近い声で悲痛な叫びを訴えてまして…

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コレって、畜産される動物が減るってことは二酸化炭素削減になると思うべきなのか、動物保護の目線で見るべきなのか、今後のイギリスの食糧事情を憂うべきなのか、農家さんの心痛を共有するべきなのか、どう考えればいいのかわからなくてなんだか心がざわついて嫌な気分にしかならない話題でした…
クリスマスのターキーは今の時点で予約を入れるべきだとかいう話もあるし、みなさんどう考えてらっしゃるのか気になるけど、そんなネタを子供の送迎時に親御さんに振ってみる勇気もなく。
親御さん達はといえば、2週間後のハーフタームの話題とか、ハロウィンの話題なんかで楽しげに盛り上がってるので水を刺すのもアレだし。

なお、ガスの値段の高騰で企業がてんやわんやしている現在、ボリスは海外旅行を満喫中だそうです…
ボリスだって当然休暇を取る権利はあるけど、トップ不在の時に限って問題が起こるのはなんでなんだろうなぁ。

↓こういうの覚えておいた方がいいかしら↓