英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

日常英会話

骨の話の続きですが、受付ではただ単に「自転車で転んで肩が痛いと訴えている」って軽く説明しただけだったんですが、診察室でお医者さんに「どうされました〜?」と聞かれた際、ここではもうちょっと詳しく「肩から落下して、鎖骨のあたりに痛みがあると訴えている」とスマートに説明を…したかったんですが、実はお恥ずかしいことに”鎖骨”という英単語を知りませんでした。

「The bone.... Um...here(えっと…ここの、骨)」と自分の鎖骨をなぞりながら説明したらあっさりとわかってくれてレントゲン撮影って流れだったんですが、撮影を終えて先生が「鎖骨骨折」の診断を下した際に言われた単語が「コラァボーン」っぽい音でした。
コラァはおそらく位置的に「襟」のカラーだろうと推測し、だから多分スペルはCollar Boneなんだろうな、と。
レントゲンを見れば明らかに鎖骨がポッキリだったので、それ以外ありえないと自分の翻訳に自信満々でした。
こっそり調べてみたら”襟⎵骨”と分けずに一つの単語として繋げてCollarboneだそうで、思いがけず勉強になりました。

家に帰ってからオットにどうだったか聞かれたので、先生に言われたそのままを伝えつつ「鎖骨って英単語を今日まで知らなかったわぁ、でもせっかく覚えたけど今後あんまり使う機会もなさそうだねぇ」なんて軽く言ってみたら「え?さすがに鎖骨って医者じゃなくても知ってる常識じゃないの?」とか言われてカチンときましたよ。

鎖骨って部位について日本語では常識として知ってるけど、私の現在までの人生で鎖骨について英語で語らう機会なんてなかったからね?
あなたは日本語でCollarboneってなんていうか知ってるんですか?え?
20年一緒にいて鎖骨がどうたらなんて話したことあったっけ?ないでしょ?
それとも骨格標本のそれぞれの部位について友達とパブで語り合うのが正統派イギリス流なんですか?ん?

オット相手なのでこれをストレートにぶん投げてみたら、素直に「ごめんなさい」が返ってきたのでこれ以上はツッコミませんでしたけどね。
ま、今回はオットに八つ当たりしちゃいましたけど、実は私の英語はちゃんと勉強したものではなく、会話の中から摘んで覚えて行くスタイルなのでこんなことになってるのは明白です。
言い訳してないで今からでもちゃんと勉強しないと、遠くない将来に子供たちから「ママ、それって常識でしょう?」とか言われそうだわ…
想像するだけで泣ける…

↓オットへのクリスマスプレゼントにしようかしら…↓

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関係ないシリーズ。紅葉。