英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

忍び寄るクリスマス

気がついたら12月になってました。
怖っ!

2週間前あたりから、子供たちのママさんWhatsAppグループ上で「先生へのクリスマスプレゼント問題」が議題にあがり、結局言い出しっぺの人が取り仕切って代表でお金を集めてプレゼントを購入するということで落ち着きました。
毎年11月中旬くらいになると「どうする〜?」って誰かが聞いて、しばらく誰も返信せずにいたところに下旬あたりに「だからどうする〜?私やろうか〜?」みたいな流れなんですよね。
この一言が出ると「乗った!」「お願いしまーす」「ありがとう!!」と怒涛の返信が入る、と。
まあ、私もそのうちの一人なわけですが。

この「先生にクリスマスプレゼント」って習慣、実は上の子が小学校に上がるまで知りませんでした。
いや、だってさぁ。
学年の途中で先生にプレゼントを贈るって時点でなんか「賄賂」的な気がしません?
最近はお中元もお歳暮も先生には贈らない、家庭訪問での茶菓子も禁止、みたいな話も聞いてますし、学年末だったらPTA主催の謝恩会で先生に贈り物、みたいな習慣が日本にもあるけど、クリスマスは学年のど真ん中じゃん?
しかもナーサリー時代はお迎えの時間が各家庭バラバラだから、贈り物をしてる場面なんか見たこともなかったし。

しかし上の子がレセプションに入って、お迎えの時間がある程度固まってきたところで、親御さんが先生になんかプレゼントを渡してるのを目撃しちゃったんですよ。
オットに「賄賂贈ってる人がいた〜」なんて面白い話として話題を振ってみたら、「いや、それクリスマスの習慣だから」と言われて衝撃。
会社で同僚にも聞いてみたら「そうそう。クリスマスには先生に感謝の気持ちを渡すのよ〜」と言われてかなり動揺しました。

WhatsAppを導入してから、自分個人で買わなくて済むようになったので気持ち的にかなり楽になりましたけど、最初の数年は「高すぎず安すぎず、すぐにゴミにならないもの」を考えるのにかなり苦労しましたからね。
今年もその季節になり、オットに「今年も先生にクリスマスプレゼントの時期が来たねぇ」みたいな話をしたら「でも先生へのクリスマスプレゼントなんて、正直すぐ捨てられちゃうでしょ?」と、ヤツの子供時代、手作りのカードやら工作を先生に渡していた頃からアップデートされていない感想が返ってきました。
今時は集金された金額分の商品券が主流なんだぜ。
捨てるわけないじゃーん。

って、ドヤ顔でこんなこと語ってますが、日本でもあるのかな、この習慣…
またちょっと不安になってきました…

↓子供の頃、頂き物でテンション上がったヤツ↓