発端は先週の中頃だったんですがね。
とあるママさんがWhatsAppで「掛け算アプリの缶バッジの支払いってどうすればいいの?」と聞いてきました。
この掛け算アプリは学校の宿題の一環として、ゲーム感覚でレベルを競うタイプのモノを学校が用意してくれたアカウントで各自ログインして毎日コツコツやってね、って言われてるものです。
昨年度は「缶バッジ」なんて話すら出てこなかったので気にもしてなかったんですが、アプリ収益だけでなくグッズまで売ってるんですかい?と、ちょっとだけ胡散臭い気がしてしまいました。
が、それに対する別のママさんたちからの返答が
「うちの子のヤツは学校の支払サイトからできたよ」
「うちの子は手紙はもらってきたけど支払サイトの方がまだアップデートされてない」
「え?なにそれ?うちの子何にも言ってこないけど?」
って感じで3タイプに分かれてました。
私は一番下の「なにそれ」グループに属しているようだったので、引き続き会話を傍聴。
なんとなく、ひとまず今期のレベルをすべて終えた子が何某かのお手紙を学校でもらって、それによって缶バッジの購入ができるようになるらしいことだけはわかりました。
しかし、それだけしかわからない。
なので上の子に直接「掛け算アプリの缶バッジってなんのこと?」と聞いてみました。
すると、一応私の予想で大体あってたようで、今期の課題をすべて終えてランクが出た子が証明書をもらってきてそのレベルの缶バッジが買えるって仕組みらしいです。
グッズ販売であることに変わりはないけど、上位ランクを誇らしげに見せびらかすチャンスだから、もし子供が欲しいって言ったら高額ではなさそうだし断りきれない親御さんもたくさんいるだろうなぁ、と。
で、肝心のうちの子の証明書はどこにあるんだ?ってことなんですが、この話をした時点ではまだ「もらってない」ということでした。
それならば仕方ないね、ってことでこの会話は終了。
その数日後の金曜日に上の子が帰宅して早々に「あ、前に話した証明書もらってきたよ」とA4のプリントを渡してきました。
そこには「計算速度上達・第4位」と書かれてまして。
あら、悪くないじゃない?なんて思ってたら「この4位ってのはねぇ、クラスだけじゃなくて、学校全体で4位なんだよ!」と自慢してきました。
おお!それはすごいじゃないか!
高学年の子たちも含めた約240名の生徒の中で4位!!
と、一瞬喜んじゃいましたけど、これって計算速度が「上達」した子の第4位なんだよね?
つまり、前期は遅かったのが今期早くなったってことは、前期は本気でやってなかったってことじゃね?と気がついてしまいましたが、せっかく本人が誇らしく思っているのに私が水を刺すのもアレなので、ことさら大袈裟に褒めちぎって、大仰にオットに報告して、余計なことは言わない作戦にしておきました。
でも、まあ、トンビが鷹を生んだってのも事実だし。
一応、速度だけじゃなくて正解率も見てるってことらしいので、算数嫌いの私に言わせればすごいことだわ。
↓私、インド人じゃなくてよかったわ…↓