英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

いい買い物

一昨日のお昼、オットが昼食を食べに降りてきた際に「まいったよ〜、明日朝からロンドンでお客さんと打ち合わせになっちゃったよ〜めんどくさいぃぃ…」と嘆いておりました。
つまり私は翌日のお昼ご飯を作らなくていい人になったということで、表面上は「あらあら、でもたまには環境変えるのもいいんじゃない?」とか白々しい優しい言葉をかけつつ、心の中で天を仰ぎ「っしゃぁ!」とガッツポーズを決めてました。
ところが夕方仕事を終えたオットがマグカップなどを下げにキッチンに入ってきた際に「明日の打ち合わせキャンセルになった!やっほう!」とか嬉々として報告してきまして、表面上は「よかったね〜」なんて合わせてましたが、心の中では暴動を起こしてました。

もうね。
隣町のショッピングセンターあたりをうろついて、カフェかどっかでおしゃれランチをする予定であれこれ画策してたのにコンチキショーですよ。
悔しいから、いつもと変わらないといえば変わらないけど、町まで出て食材以外のお店でウィンドウショッピングをかましてごまかすことにしてみました。

まずはいつものアンティーク屋さんのおしゃべり好きで世話を焼きすぎな店員さんを掻い潜って店内を冷やかして、Waterstones(本屋)でなんとなく本を眺めつつ子供の教材を探してみたり、雑貨屋さんで素敵なインテリアを妄想してみたり。
最後に来年のカレンダーでも見てみるかとWH Smith(文具屋)に寄ってみました。

この店は文具店ではありますが、ちょっとしたおもちゃだったり本だったりも置いてあるので、なんとなく本の投げ売りコーナーに寄ってみたら、すごいものを発見してしまいました。

ずばばばーん!
厚さ5cmはある大判の辞書〜!
いや、辞書って存在は別に珍しくもなんともないんですけど、実はこれ、定価が£25のところ、な・な・なんと!やけっぱち価格の£3でのご提供〜!!
買うしかないでしょ?
ってんで、即決で買っちゃいました。

上の子のカリキュラムがね、今学期は作文に力を入れるらしくって、すでに何度か「◯◯のスペル教えて」と聞かれてて、自分で調べろって突っぱねると即座にGoogleとかアレクサにお伺いを立ててたんですよ。
確かに便利だし、日常で手紙を書くとかの場合はいいんですけど、”お勉強”としてそれはちゃんと身につくのか?と考えていたところでの発見だったので、しかも£3なら迷う理由もないからね。

家に帰ってあえて子供の目の前で、これみよがしにパラパラと単語を調べるともなく見ていたら「私も読み物として見たい!」と言い出してくれました。
思うツボとはこのことだぜ…しめしめ。

↓中学、高校と大変お世話になりましたが、多分もう老眼で読めない…↓

なぜか英語の辞書に日本語とフランス語とドイツ語が載ってるし。外来語ってことなのかね。でもフグって言葉はイギリスの日常会話で出てきた試しがない…