英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

顔馴染みのレジの人

リズ・トラス首相…初手からいきなりかましてくれて、ただでさえこれから寒くて暗くなる時期だっていうのに、心理的にも真っ暗にしてくれなくていいじゃん…なんて悶々としてたらもう水曜日でした。えへ。
金融のことはさっぱりわかんないですけど、とりあえずうちのローンが間も無く見直しの時期でして、このまま行くと毎月の支払い額が最悪の場合£500(8万円弱)くらい上がってしまうこともあるんだとオットがキレ気味に教えてくれて、それは非常に困るわけで。

とりあえず和食を作るのはもはや贅沢な部類になるんじゃないだろうか、だって出汁とか味噌とか醤油とか、他の調味料と比べたら当然割高なんだから、今よりグッと頻度を落として週末のお楽しみくらいにしないとダメだろうし、そうなると私は一体何を作れば、というより作ることができるのだろう?
それをしたところで、£500なんて、そんなん生活費を切り詰めたからって捻出できる額ではないわけじゃん。

テレビをつければ識者の皆様が色々怖い予測を立てて、さらに「もしもローンが払えないってことになっても、いきなり差し押さえられることはありません。心配な場合まずは信頼できるアドバイザーに相談してください。」なんて破綻すること前提の情報ばかり垂れ流しで。
でもアドバイザーだってボランティアじゃないからお金取るじゃん?
地獄の沙汰も金次第…とか言ってないで、いよいよ働きに出るか?って一瞬だけ思ってしまいましたが、出るにしても子供らの学童やら休みの間の保育費で私が稼ぐ額なんてあっさり消えちゃうというか、下手したら赤字を出すことになるだろうし。

とりあえず、主食をお米からイモに切り替えて、イギリス方式のワンプレートご飯で献立を回していけるか今から実験しようとスーパーまで出掛けて参りました。
オットの楽しみである晩酌は、お高いクラフトビールはしばらくおあずけにして、パック売りのラガーにしようとカートに入れて、他のものと一緒にレジに向かいました。

顔馴染みのレジの人が「寒くなってきたわよね〜」なんて話しかけてくれて、私も雑談に応じつつ会計が進んできました。
ビールを通した際に、多分画面上でなんか警告が出たんでしょうか。
「あら、年齢確認しなきゃ…あなたいくつ?4X歳?あらぁ、19歳だと思ってたわ〜」とか言いながらウィンクを寄越してきまして、IDの提示すら求めずにスルッと渡してくれました。

なんだろう、このアメリカンなノリは…
でもなんだかうじうじ考えても仕方ないから、やれるだけやってみるか、と、ちょっとだけ前向きにしてもらえましたよ。
ありがとう、スージーさん🥹

↓リズさんに教えてあげてくれよ…↓

Bonkersという名のキャットフード。Bonkers:mad; crazy (origin unknown)って辞書に書いてあったよ。