洗濯物を干しに庭に出たら、猫集会、というか朝礼が開催されてました。
朝日がよく当たるいい場所に団子になってて、そこに埋まりたい衝動に駆られましたね。
最近ご近所さんたちがこぞって猫を飼い始めてるようで。
別に集会を開くのはいいけど落とし物とマーキングだけはやめてね、と声をかけておきましたが、日本語で言ったから通じてるかしら?
なんせでっかいラットがご近所中の庭を我が物顔で徘徊してますから、奴らを狩ってくれるのならば集会場になるくらいいくらでも。
そう思いながらシャッターチャンスを探しているのですが、なかなかに警戒心が強いのか、近づくとみんな散り散りになってしまいます。
狩りの相談というよりは悪巧みしてるんじゃないかと心配になるレベルです。
話は変わりまして、先日、日本人の友人と話をしていて、最近見ているドラマの話題になりました。
って言っても、日本のドラマをリアルタイムで見られるわけではないので、もっぱらNetflixなどで配信されているものの話ですが。
そこで友人が「Jimmyってドラマ面白いよ」と教えてくれました。
日本ではいつごろどの媒体で放送されていたのか知りませんが、かのジミー大西さんの吉本での話題を明石家さんまさんとの絡みで見せる半自伝的なお話だそうで。
で、見たさ。
それぞれの配役がオリジナルよりキレイめなのはやってるのが役者さんだから仕方ないけど、あの昭和の関西のノリをイギリスで堂々と放送したのはあっぱれですね。
セクハラ、暴力、ルッキズム。
「いいの?これ大丈夫?これを見たイギリス人から”日本人ってヤバい”とか言われない??」なんて心配になりつつ見てしまいました。
それを見たせいなのか、その後のNetflixの”おすすめ”でいろんな日本のものが出てきまして、今際の国のアリスだの深夜食堂だのちょっと古めのドラマがある中で、邦画のおすすめもちらほら出てきてたんですが、そこにザ・ファブルって映画のサムネに堤真一さんのいい笑顔が。
内容をまったく知らずに堤さんに誘われてふらふら見ちゃったのですが、サムネで一番目立つ位置なのに実は悪役だったんですねぇ。
そして主人公である岡田准一さんが、私の知ってる可愛いアイドルの子ではなく、すっかりいい男になっててびっくらこきました。
私がリアルタイムで知ってる日本のアイドルの皆さんは、アイドルから脱却してそれぞれの道を極めているんですねぇ。
20年近くイギリスにいてなんの成長もしてない自分を省みつつ、一番最初によぎった言葉は
「これでいいのだ」
↓もはや哲学↓