英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

冬の訪れ

朝晩すっかり冷え込んで、って前回も書きましたね。
先日、下の子のお迎えでとあるママさんと立ち話したんですが、彼女がすんごいモコモコのあったかそうなコートを着てたので「それあったかそうでいいね」と言ってみたら「いつも着てるウォータープルーフのやつが昨日の雨で中まで水が沁みてきたから手持ちの真冬のを引っ張り出してきたんだけど、もうコレでないと寒くてやってられないことに気がついたわ」だそうで。
ウォータープルーフの意味とは…

冬といえば、この時期は上の子の学校で「Space week」と称して宇宙についての授業が集中的に行われます。
コロナ前、5年生は学校にお泊まりして天体観測とか宇宙についての映画鑑賞をやる楽しいイベントだったんですけど、コロナ以降はお泊まりはなくなり、夜の11時まで(!)学校で天体観測をして帰宅するスケジュールに変更になりました。
スタートはすっかり日が暮れて暗くなった6時からで、5時間も何をやるんだって疑問と、そんな夜中まで子供達の集中力は絶対保たないだろう予測が重なり、先生方には感謝しかないですね。ホントに。

そのイベントに合わせたわけじゃないでしょうけど、朝のニュースに物理学者のブライアン・コックスさんが出演してました。
彼をテレビで見かけると「ああ、冬がきたなぁ」などと思ってしまうワタシ。
もちろん夏でも活動はなさってるんでしょうけど、なんとなく彼が宇宙について語るのはいつも冬なイメージでして。

それに近い現象で、クイーンのブライアン・メイさんがテレビで天体について語り出したらやっぱり冬。
いつもはバンド活動のこととかフレディの思い出を語っているんですけど、冬とかなんか大きめな天体イベントがあるときは彼がデビュー当時から変わらぬあのもっさもっさの髪で好々爺然としながらニコニコと小難しい話をしてて、聞いててもさっぱりわかんないのでただひたすら冬の訪れを噛みしめているしゃーくちゃんです。

っていうか、冬の訪れを私に告げてくれるのは二人とも”ブライアン”じゃないですか。
なので今後は「冬がきた」ではなくて「ブライアンがきた」って言った方がいいのか、ややこしいからやめた方がいいのか…
そんなことをオットにポロッと言ってみたら、黙ったまま「ここにアホがおる…」みたいな憐れみの目で見られてしまい、ちょっと悔しい真夜中すぎ。

↓これは…!↓