英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

はるばる来たぜ

さて、旅の二日目は恐れていたロングフライトですよッ。
15時間の空の旅って…飛行機に乗り込む前からゲンナリ
乗り込んでみたら、実はルフトハンザは初めてだったのですが、思ってたよりも足のスペースはあるし、そんなに悪くないじゃん?と。
日系に比べたらサービスは特筆することもないのですが、悪口を書かないと気が済まないような出来事もなく、ただひたすら”長い”というだけで、これに関しては航空会社はこれっぽっちも悪くないから言っても仕方ないし。
やることもないから寝たり起きたりを繰り返してる間に、無事に羽田に送り届けてもらえました。

飛行機から降りて入国審査に向かうわけですが、廊下に出たらピンクのベストを着た集団が待ち構えていて、検疫についてQRコードを見せろと10mおきくらいに絡まれ、3人がかりでコードのチェックとかワクチンについての質問などをされ、なんせ朦朧としてるから会話の詳細は覚えてないんですけど、とにかくめんどくさかったことだけは間違いないです。
事前にちゃんとアプリに入力して、QRコードとワクチン接種証明書のスクショも撮っていた自分を全力で褒めてあげたいわ。
これで別室へご招待とかされたら、多分キレてたと思うもん。

荷物も無事に受け取って、スーツケースはほぼ空なので税関はスルーでさっさと高速バスのチケットを買って実家への道のりに着いたのですが、運転手さんのアナウンスによればアクアラインが強風により閉鎖してて羽田周辺がえらいこと渋滞してたようで、そこで一度意識が飛びました。
気がついたらすでに高速を降りて私の実家の近くだったので、車窓から感慨深く日本の景色を眺める、なんて風情のあることはできずにあれよあれよとバスを降りてタクシーを捕まえて、気がついたら実家のインターホンを鳴らし、母と再会。
ロックダウンのせいでお葬式に出席できなかった不義理を祖母のお仏壇に詫びつつ、ここで寝たら休暇期間中ずっと時差ボケのままだろうってんで頑張って10時ごろまで耐えました。

そう。
実は祖母が約2年ほど前に他界しておりましたが、ブログには書いてなかったんですよね。
病気とか事故とかではなく純粋に老衰で、おやつを食べた後にお昼寝をしてそのまま起きなかったっていう、言ってみれば「人間、こんなふうに逝けたら最高だよね!」って逝き方をしてて、でもあのタイミングでそんなこと書いたら不謹慎かな?と思って書かずにいたらタイミングを逃したというか。

なお、子供たちもオットも仏壇ってものを理解していないので「Window to the heaven」ってことで無理やり納得してもらってます。
それ以上言うとなんか宗教色が濃くなる気がして…ねぇ?
由緒正しい適当宗の私としてはこれ以上の説明ができないというのは内緒で。

↓ドイツ土産↓

フランクフルト空港にいた謎の人。

機内でのおやつに、お土産にと大活躍のハリボーさん。