英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

夢はでっかく

イギリスの子供たちの習い事で割と人気があるのが「ドラマ」のレッスンです。
演劇とか合唱とかをやって自信をつけたり、人前で話すことへの抵抗をなくすってのが目的で、ガラスの仮面的な展開はあんまり期待できなさそうですが、さすがシェークスピアの国、ってことなんですかね。
子供たちが定期的に学校からチラシをもらってきたり、PTAのお知らせメールなどで体験入学の案内なんかが届いたりしてます。

先日も上の子が「あ、そういえばこんなのもらった」と言いながらチラシを渡してきました。
わざわざ渡してくるってことはちょっと興味があるんだろうなと察してみて、体験入学だけででも行ってみる?と声をかけてみたら「Jちゃんもやるって言ってるから行ってみたい」と意外な返事が返ってきました。
前までは「別にいらない」って答えだったのに。
詳しくは個別にご相談ください、みたいなことが書いてあったので、とりあえずメールで連絡を取ってみるということで話を進めることになったのですが、またこれでひとつ送迎しないといけない案件が…と心の片隅で思ってしまう悪い母です。てへっ。

そんな話の流れで、上の子が「そういえばさ、Mちゃんのお姉ちゃんがBritain's Got Talentのオーディションに出るらしいよ」と情報をリークしてきました。
おぉぅ…

Mちゃんは上の子のクラスメイトで、小さい頃からファッションへのこだわりが強い子でして、そのMちゃんのお姉ちゃんはファッションもですけど趣味でDJをやってるお父さんの影響なのか、数年前からお誕生日パーティなどで歌を歌ったりしてきてるお嬢さん。
好きが高じてついにBGTのオーディションに出ちゃうんだ…すごいねぇ…
色々言いたいことはあるものの、とりあえず上の子に対しては「それじゃあ、1次審査を通過したら地域ぐるみで応援しないとだねぇ」と前向きなコメントをしておきました。

いや、あの番組、嫌いではないんだけどさぁ。
まさか自分の近くからホントに出場しようとする人が出てくるとは思ってもいませんでしたからね。
とりあえず、X FactorよりもBGTの方が優勝者に対しての契約内容がエグくないから正しい選択かもね、なんて大人の事情は心の中に留めておきました。
ホントに出場して予選を通過したら、間違いなく学校から「投票のお願い」が来るだろうから、それまではとりあえずお姉ちゃんに道で会っても知らないふりをしておこうかと思います。
小さい子の面倒見もいいし、ティーンなのにつんけんしてないとってもいい子だから応援はもちろんさせてもらうけどね。

↓これを作る日が来るのか…?↓