英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

おまめさん

関西の人はなぜ芋と豆に「お」と「さん」をつけて「おいもさん」「おまめさん」って言うんだろう?
昔勤めてた会社の関西支社のイカついおっさんですらそう言ってた思い出が蘇ってきますが、かわいいからそれの何が悪いってわけじゃないんですけどね。

そのおまめさんですが、ずーっと前から「ひよこまめで豆腐を作る」ってのをやってみたくて乾燥豆を買ってきてはいたんですけど、あまりに簡単すぎて「いつでもできるわ〜」と思ってそのまま月日が流れ去り。
そして先日パントリーの在庫整理をしていて乾燥豆を発見し、ついに重い腰を上げてみることにしました。

乾燥のひよこまめ250gをたっぷりの水につけて戻すこと一晩。
鍋の蓋を開けてみたら、思ってたよりも量が多くてちょっと怖気付いてしまいました。
だって…作っても食べるのは私ひとりですから…

で、これを一旦ザルに開けて、戻し汁500gと一緒にミキサーにかけ、豆乳をしっかり絞り、それを鍋でかき混ぜながら加熱し、カスタードっぽいくらいの粘度が出たところで容器に移し替えて、粗熱をとったところで冷蔵庫へ。

やってみたら豆腐の量よりも、副産物であるおからの量にびっくりです。
豆腐の方は余裕で食べきれるけど、おから…どうしよう…
おから料理のレパートリーなんてないから、Google先生にお尋ねしてみたところ、お菓子に使うのが良さそうだったので、お豆腐を冷やしている間に、材料が手元にあって簡単そうなものをとりあえず作ってみました。

スコーン。
のはずなんですけど、なんというか、ケンタのビスケットっぽい質感ですよね。
お味の方は、焼きたてだと豆の風味が強くて子供には不人気でしたが、翌朝冷めきったものを食べたら、ひたすら素朴なスコーンって感じでジャムとよく合いました。
また作ろうと思うくらいには簡単だし美味しかったです。

本命のお豆腐の方ですが、思っていたより全然”ひよこまめ!”って感じではなく、なめらかな舌触りが非常に美味しくて、こっちのスーパーで売ってるテトラパックの豆腐よりも全然美味しいので、乾燥豆はまだまだあるしまたぜひ作ろうとは思いつつも、豆腐はともかく、それに伴って出来上がってしまうおから問題を解決しないと先に進めなさそうで…
どうしようかなぁ〜。

↓私は嬉しいけど家族は飽きるだろうなぁ…↓

玉子豆腐っぽい見た目だけど、さっぱりしてて非常に美味でした