英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

裏の家の話 1

さて。
書くと言ったからには書きましょう、裏のおうちの話。

ことの始まりは去年の年末、風の強い週末でした。
私がキッチンで夕飯の支度を始めた頃に誰かがドアベルを鳴らしました。
オットが玄関に出て対応してくれたのですが、何やら男性の声で「裏の家の者なんですけどね。お宅との境界のフェンスを入れ替えたいのでお金を出してください」と言っているのが聞こえてきました。

そもそも裏のフェンスは誰のものかイマイチ不明でして、もう引っ越しちゃいましたが、うるさ隣さんがまだ住んでいた際に、裏の家主さんが彼らの部分のフェンスを取り替えて、お兄ちゃんが「だからしゃーくちゃんちもやってもらえるかもよ〜」と言ってたんですよ。
だからそのつもりでいたのに金を出せ、ですか…むぅ…
そんなことを思っていたらオットが「フェンスは誰のかよくわかんないから、やるならご自分でどうぞ」とバッサリ切り捨て、ドアを閉めました。

まあ、うちはちょうど物置があってフェンスは見えないので、倒れてるわけでもないし交換の必要性を感じてないのは確かなんですが、もうちょっと言い方ってもんがあるだろうよ。
裏の家と交流はまったくないからそこまで支障は出ないかもしれないけど、でもご近所さんと揉めるのはやだもん。
そうオットには伝えましたが、つまり同じことでしょ?みたいな態度で…

そして年が明けて学校が始まって、いつものバタバタを繰り返してそんなやり取りがあったことも記憶の彼方に飛んでいきかけていたある日。
庭に面した下の子の部屋の掃除をしていてふと外に目をやると、なんか庭に違和感が。
手を止めてよくよく見てみたら、物置の奥、フェンスがあるはずの場所に、オレンジ色のネットがかけられてるんですよ。
ああ、裏の家がフェンスを撤去して新しいのを入れるんだな、と、オットに見たままを伝えました。

さて、どんなフェンスを立てるんだろうねぇ。
前は格子っぽいやつだったけど、物置もあるから日当たり的には変わらないし、だったら新しくしたうるさ隣さんと同じくらいの高さの板っぽいやつかね、などと勝手に盛り上がったんですけど、それから一向に新しいフェンスが立てられることもなく今に至っております…

オットには言ってないんだけど、多分、というか確実に裏の家からの嫌がらせだと思うの。
その理由は長くなったので続編で。

↓これを参考にレンガを積み上げてやろうか…↓